5級ライセンステスト受験
先日、5級ライセンス取得のためのテストを受けてきました。
久しぶりのテストなるもので、尋常じゃないほどの緊張。
何てったって、受験料11000円。
収入がない者にとって、命取りになりかねない出費です。
落ちるわけにはいきません。
でも私には、時間はあります。
受けると急遽決断してから、1週間。毎日毎日テキストの範囲を読み込みました。
もう頭は馬のことでいっぱい。
受験日当日は、オークスの日でもあったので事前に予想を詰めておく必要もあり、ずっと馬のことを考えっぱなしでした。
乗馬のテキストを読み、出走馬の過去レース動画を閲覧し、またライセンステスト予想問題を解く。気分転換では、工事中に馬事公苑へ。
この先これほどまでに馬一色に染まる1週間はないかもしれない、というくらい浸かりました。馬沼に。
そして迎えた当日。
いつものように2時間と少しばかり電車に揺られて、懐かしい町へ。
もちろん車内でも、乗馬テキストを読み込むことを忘れません。
試験は、実技→筆記の順。
いつもなら「お馬さーーーん!!」というテンションの私もこの日ばかりは冷静に騎乗。
半年通っていますが、審査員の方は知らない方。変な緊張をしていましたが、普段通りにやるしかない!と深呼吸。
もうすっかりお知り合いになった指導員の方に励まされながら、常歩からの軽速歩へ少しずつスピードを上げていきます。
でも、やっぱり馬ってすごいんです。
気持ち、わかってくれちゃうんですよね。
のんびりであまり走り続けようとしてくれない馬がその日の相棒だったのですが、私のテストという事態を理解してくれたのか、日頃の様子では考えられないくらいリズムよく走ってくれたのです。
嬉しすぎて、終わった後「もういいよ〜〜」って馬から思われちゃいそうなくらい首にヨシヨシしちゃいました。
そして、その甲斐もあって実技は無事合格。
喜びを押し殺して、浮かれないようにそのまま筆記テストへ。
……。
え、あれ。筆記用具が、ない……。
そうなんです。
まさかの筆記用具を忘れました。受験だったらアウトです。すごい動揺しました。頭が一瞬真っ白になって、高校生の時に期末テストで消しゴムを忘れたあの時の自分に再会しました。
でも、世界って優しいですよね。
あの時も今回も、貸してもらえました。
(これからはいつでも誰かに貸せるように2つずつは筆記用具を持つことにします。)
そんなこんなありましたが、筆記テストも無事終了。結果は後日とのことですが、きっと大丈夫だと信じられるくらいには手応えがありました。
やっと一息。
すぐぬか喜びしてしまうタチなので、結果が出るまで、油断はできませんが。
ダービーの予想をしながら、気長に結果を待ちたいと思います。
(オークスのことはまた別の投稿で……。)
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