わたしらの歩むべき

 批判されつつ矢面に立たされる人達。気の毒よね。試練ていうかね。大いに成長できる機会なのかもね。まあそれも楽しむのがいい。目の前の事忘れてないかな。わたしらの本分てね、忌み嫌わない事だよね。何事もね。死ぬことさえね。自分が何様か考えればいい。人の事なんて気にしている場合じゃないよ。この世を底上げするには、そこじゃないよね。運命の輪の逆位置、隠者の正位置、女皇帝の正位置。解釈はどうとでもできる。なるようにしかならないよ。気にすることはそこじゃないよね。      


 この間、背骨やられたんだ、でもね、まだ動けるんだよ。ずっと前に胸やられたんだ、それでもまだ動けているんだ。自分の道しかないんだ。そこを歩いていくのがわたしらの本分。目の前にしかないんだよ、道は。

 

 神様はあきらめかけているよ。こんな星、捨ててしまおうって。そんな神様、見る目ないよね。こんなに綺麗な星、めったにないのにね。今日、呼吸が止まった人がいる。その人を目の前にしても、涙もでなかった。手を合わせて拝。人は死ぬんだよね。また来たいって思えるのかな。こんな世に。また来たいって思うんだろうな。こんな世だから。やりたいことまだたくさんあるから。数十年やそこらでやり切れるもんじゃないからね。今どう楽しむ?次はどう楽しもうか?ワクワクしかないよね。

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