とても刺さる作品に出会ってしまって、余韻が止まないです。狭い水槽の底から始まったお話が、こんなに綺麗な景色の中で幕をおろした爽やかさと終わってしまった寂しさ…読み終わっちゃうのが寂しいとここまで感じた作品は久しぶりです。
面倒くさい美少女にフェチを感じる性なのですが、面倒くささの解像度が高いのと比喩や例えがド好みなのとで耽美性を思う存分味わうことができました。
澄ちゃんのお母さんと海月ちゃんは似ているところがある、ということを考えると澄ちゃんの心の動きに業の深さを感じます。
好きな表現やシーンを上げたらキリがないくらい語ってしまいそうです。まずはこれ程フェチど真ん中のお話を読ませて頂いたことにお礼を申し上げます。ありがとうございます！