第6話 無理ぽ

綾香の尋常じゃない僕への独占欲を少し感じた気がした。陽太は今少し綾香に恐怖を覚えていた。


そんな様子を察して『陽太休みの日なのに元気ないよ私とずっと一緒にいれるんだよ』と優しい声で笑っていた。


綾香は陽太が今でも私のことが大好きで結婚したいと考えていると思っていた。しかし陽太は成長するに連れていとこと結婚するなんておかしいんじゃないかなどと考えていた。            


しかしそんな事を昔両親に相談したら田舎だったからか近所でもいとこ同士結婚した人はいっぱいいるよ。と言われ普通なのかと思っていた。


しかし今は違う綾香の僕に向ける愛情が少し怖いのだ。もし綾香に捨てられたら、綾香が僕のことを嫌いになったらそんな事を考えてしまうのだ。


綾香は陽太を捨てる気などさらさらないが陽太が私の事を考えてくれるだけで幸せを感じるのだった

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