第30話・あれ?同僚?

 俺は飛行が維持できず思いきっり落ちた。


 落ちた場所は人のいない森の中、ようは、周りの被害を気にせずに戦える場所だ。いや、良かった、良かった。

 因みにだが落ちてる最中というか今もずっと火炎魔法攻撃は続いている。

 しかし、こんなところで火炎魔法ぶっぱなされたら、山火事になりそうだな、危ないな、まあ周りに人はいないし大丈夫かな。最悪山火事になっても俺の魔法で消せばいいし。


「遠慮なしに潰すか」

「闇魔法・闇飛ばし・1000無差別」

 俺は無差別に闇飛ばしを1000ほど放った。当たり前だが、もし敵が隠れていたら防ぐなり避けるなりするだろう、防げば闇飛ばしが不自然に消えて場所が分かる。

 避けられたら当たるまでやればいい、ま、でも、相手は結界魔法使いだ。確実に結界を張るだろう。


「結界魔法・魔法結界」

 案の定結界魔法で、闇飛ばしを防いで場所を教えてくれた。


「こんなに簡単に引っかかるとはな、アホなのか、まあいいや、闇飛ばし」

 俺は闇飛ばしが消されたところに向けて、更に闇飛ばしを放つ、放つ、放ちまくる。


「ぐわあ~~~」


 思いっ切り当たって大声上げる結界魔法使いさん。

 魔法が維持できなくなったのか分からないけど、ばっちり見えている、どこにでもいそうな、ひ弱そうな青年だった。まあ、これで美少女とか出てきたら流石の俺も良心が痛むんで良かったわ。


「ほい、毒魔法・超猛麻痺毒」

「さ~て、痺れさせましたし、次だな次、無能なあんたのせいで仲間をがやられて怒りの火炎を物理的に纏ってる熱血っぽい火炎魔法使いさん」

 取り合えず豪快に煽ってみる。これで感情的になってくれれば戦いやすいしな。


「この悪党め、よくも、結透を殺してくれたな、俺がお前を焼き殺してやる」

 凄い怒ってるな。


「いやいや、殺してないって、多分、それに悪党はお前らじゃn」

「うるさい、死ね、火炎魔法・超火炎爆発」

 怒ってるせいか攻撃は凄い単調的だった。


「おいおい、危ないな、山火事になったらどうするんだ?崩壊魔法・魔法崩壊」

 単調的な魔法で簡単に防げる。


「な、俺の魔法を」

 驚いている、熱血っぽい火炎魔法使いさんに超麻痺毒を噴射させる。で、綺麗に麻痺する。


「よしと、依頼完了」

「おい、お前私の部下達に何をした」


 いきなり怒鳴られらので振り向くと、そこには、褐色巨乳美女、しかも、ホットパンツにへそ見えシャツという、とんでもなくけしからん姿、性欲が女体化のせいで薄れた俺でも目で追うほどのとんでもない美女がいた。


「これは、凄いな、何食ったらああなるんだ」

「お前もか、まあ良い、こっちには好都合だ、身体魔法・身体超強化」


 褐色系巨乳美女がいきなり殴りかかってきたが、そんなに強くないな。

 速くもないし威力も低い、全て避けるか、受け流せる、流石にこんな褐色系巨乳美女を怪我させるのは気が引けるし、サクッと麻痺させるか。


「毒魔法・超麻痺毒」

 一切効果が無かった。


「そんなものは私には効かないよ、しかし、お前悪党のくせに強いな、これは本気を出すしかないか」

 毎回思うが悪党って失礼な。


「竜魔法・竜人化」

「お~~~、竜人、何か強そうだなそれに、服がはじけ飛んで大事な部分が鱗になって尻尾と耳がついて余計にエロくなってるな、素晴らしいってグハ」


 殴られた。それによって俺は思いっ切り飛んだ。速くね、超早くなってね、それに、重い。拳が重い。

 これは、少し本気を出さないと、でも、怪我はさせたくないな、うん、やっぱり麻痺らせるか、でも効かなかったしな。

 今度は皮膚に当てるのではなく体内にぶち込むか。これでもダメだったら本気を出して殺す気でやるか。あまりしたくはないけど。


 俺は向かってくる拳をあえて受ける。

 くそ痛いし内臓抉れそうだけど再生があるから、大丈夫、そして無防備にも近づいた彼女の口に指を突っ込んで超麻痺毒を流し込む。

 ありがたいことに麻痺してくれた。


「ほい、いちょ上がり、これで今度こそ終わりだろうな」

「お前、よくも俺の女に手を出したな、氷魔法・絶対零度氷埋」

 その瞬間は、俺は凍り付き、氷の中に閉じ込められた。


 ま、だからどうしただけど、この程度の氷簡単に破壊できるし、全然大丈夫なのだが、唐突なのだが俺は心の底から殺意を抱いている。

 理由は、相手が超イケメンだからだ。


 それも20代前半ぐらいのクール系イケメンだ、美肉体に美骨格を使っても、そこまでイケメンになれなかった俺に比べて相手は超イケメンだ、それに俺の女ってことは、彼女もしくは妻持ちで、あの褐色巨乳美女にあんなことやこんなことを、うん、殺そう、無性に腹が立ってきた。

 後何だろうこのくそイケメンから男の敵というオーラが感じる。こいつは絶対に殺したほうが世のためだと俺の直感が告げている。

 俺は闇空間から大量の魔石を取り出して放った。


「くそったれ、崩壊魔法・魔法崩壊、からの闇魔法・闇飛ばし1000からの闇飛ばし10000だ、リア充爆発しろ、悪党の分際で何で超イケメンリア充なんだよ、くそったれ」

 俺は怒りと殺意に任せ、ボコボコといか、ボロ雑巾みたいになるまでボコした。褐色系巨乳美女が悲しみそうだから殺さなかったが、殺さないだけで本当にボコボコにした。


「くっ殺せ」

 クール系超イケメンが言った。


 何か無駄に似合ってて腹が立った。

 つか。その台詞は女騎士がいうから価値があり、野郎がいっても殺意ましまし100パーセントなだけだろ。


「おいおい、悪党さんよ、いや、ダンジョン犯罪グループさんよう、男のくっ殺はキモイだろ」

「は、何を言ってるんだ、ダンジョン犯罪グループめ、俺は裏ダンジョン連合犯罪壊滅部隊4番隊隊長だ」


 ・・・・・・・・・


「あれ?同僚?」


 ――――――――――


 主人公が謎のリア充キラーになっている件について。

 主人公はリア充が嫌いです死ぬほど嫌いです。彼女おろか女友達すらいなかった主人公、友達が彼女を作って胸揉んだとか、キスしたとか、ハグしたとか、彼女最高とかいうもんですから、リア充嫌いはかなりのものになっています。

 まあ、本音を言えば作者がリア充嫌いなだけなんですけどね。

 注意(今から本音を言います)

 お前らのピ―――事情なんて知らないんだよ、何人と付きあったとか、あの娘とキスしたとか、見せつけるように手つないで帰りやがって、ハグを人前でするな、こくられた回数の自慢をするな、ハーレムかよ、刺されろよ、小学3年生でキスとか進み過ぎじゃない。3股とか進み過ぎじゃない。

 殺意しか抱かないんだよ、イケメンどもめ、はいはいどうせ俺はオタクですよ。ラノベ読み漁って中二病本を書いてネットに投稿した変態ですよ。だけど、なあ。リア充ども面と向かってキモいというな、死ねというな俺の人格を否定するな。くそったれ、リア充爆ぜてしまえ。くそったれ。

 ・・・・・・

 以上作者の心の叫びでした。

 という理由もありますが、本当の理由は褐色巨乳美女のスキルの効果です。

 後々このキャラを出すつもりです。一応その時に彼女のスキルが分かります。

 まあ、でも、めんどくさいんでネタバレすると、彼女のスキルは【竜王の女王】です、真っ黒のスキルの書から出たスキルであり、スキル効果は竜化と部分竜化と異性に異常なまでの好意をもたせる、この効果はその異性が強ければ強いほど増加する、下位の竜を条件なしで従えさせる、上位の竜でも条件さえ満たせば従えさせるという、とんでも能力です。

 まだ、手に入って日が浅いため使いこなせていませんが、使いこなせば一人で万の下位竜を従える恐ろしいドラゴンテイマーになれます。

 男に持たせてもよかったが、女性が持ったほうが強そうなんで女性に持たせました。後純粋に女性キャラを増やしたかった。

 因みに男の方はくそ野郎です。

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