第5話・くらえ、【闇再生斬り】、痛い、いろんな意味で痛い。 ダンジョン3~6日目
ダンジョン3日目
今日も安全優先で昨日のように、スケルトンとボスを交互に破壊してった。
ボス魔石は1つ20円という安さなので闇助にすべて上げたら喜んだ。
うんボス魔石を上げると闇助が万歳をして喜んでくれるのが癒しになったのは俺だけの秘密だな。
因みにスキルの書は、ボスから2つ、スケルトンから2つ手に入った。
ボス
スキル闇魔法を獲得しました。
スキル魔力強化を獲得しました。
スケルトン
スキル骨太を獲得しました。
スキル打撃耐性を獲得しました。
スケルトン魔石数は4231個で42310円になった。
結構な大金やと思う、一日でこの金額だ。もちろんダンジョンという命がけなものではあるけど、15歳の子供が稼いでるって考えたら結構本気で凄いと思う。
まあ人気のあるダンジョンのドロップアイテムは普通の魔物ので一つで10万超えるらしいけど。
上を見たらキリないから見ないようにしましょ。
ダンジョン4日目
今日も安全とスキルの書のため1階層を潜った。
流石にまだ2階層を安全に攻略できるほど強くなってる自信がなかったからな。
まあでも、一応はそこそこ強くなっていて、剣を振った余波でスケルトンを破壊出来るようになった。
やったね。段々自分が強くなっているのを感じて非常に嬉しいわ。マジで。
強くなって周回効率が上がったおかげか、ボスから3つスケルトンから2つスキルの書が手に入った。
ボス
スキル身体強化を獲得しました。
スキル身体強化を獲得しました。
スキル精神強化を獲得しました。
スケルトン
スキル骨太を獲得しました。
スキル骨強化を獲得しました。
スケルトン魔石数は4985個で49850円だった。
ダンジョン5日目
だいぶ強くなってたんで、明日からは2階層に挑戦しようと決めた。
いつまでも1階層にいもっててもよくないしね。
そう決めた後はいつものようにスケルトンとボスを狩ってボスから4つスケルトンから1つスキルの書が手に入った。
ボス
スキル精神強化を獲得しました。
スキル闇魔法を獲得しました。
スキル状態異常耐性を獲得しました。
スキル打撃耐性を獲得しました。
スケルトン
スキル骨再生を獲得しました。
スケルトンの魔石数は5129個で51290円だった。
ダンジョン6日目
「よし、2階層ここからは未知の領域だ。一応ネットには臭いが臭いゾンビが出て来ると書いていたから、鼻栓もってきたし、多分安全に狩れるだろう、てなわけで気合入れて行くか。頑張るぞ俺」
そう言って、2階層に降りると、早速ゾンビが3体現れた。
「う、臭い、でも鼻栓のおかげで我慢できないほどじゃないし、くらえゾンビめ」
俺はそう言って、ゾンビの首をはねるとそのままドロップ品となって消えていった。
「え、一撃?これじゃスケルトンと変わんないというかスケルトンより弱いんじゃない、足遅いし、まあ臭いという汚点はあるけど、うん臭いは相当な汚点だな、そう考えるとスケルトンよりも強いというより厄介かもな」
1時間後。
臭いのも大分慣れてきてゾンビを狩りまくった。
その結果気が付いたらボス部屋にまでたどり着いた。
人ってやっぱり慣れだな、慣れ、まあ、この異臭に慣れるってのは考え物だけど。人として何か大切な物を失ってる気はするけど。まあいいや。
「さてと、ボス部屋ですか、うん、ゾンビ弱かったし、多分いけるやろ」
そう言って、よく考えずにボス部屋に挑戦した。
――――――――――――――――――
3mもあるビッグゾンビが表れた。
外見がひたすらに気持ち悪いです。本当に気持ち悪いです。
「あ~~~、お~ぐ~ぎゃ~~~」
気持ちの悪い奇声を発しながら、腐肉散らしてビッグゾンビが襲いかかって来る。
「グロ、SAN値が、ゾンビ映画とか好きだけど、これは無理、グログログロ、うわ、あんまし攻撃して肉抉れるとかヤダな~、グロそうだな~、まあ、倒すしかないし腹をくくるしかないか、凄く嫌だけど」
「おりゃ~~~」
ひとまず、ぎりぎり届く腹を切りつけるが、全く効果なし。
次は、足だが、効果あるっぽく見えたが再生しだした。なるほど再生の特殊能力持ちか。
・・・・・・・・・
ヤベ、めっちゃピンチじゃない、再生の特殊能力ってことはどれだけ戦ってんもすぐ再生されるという事じゃん?
あれ勝てなくない?俺詰んでない?どうする、どうやったら勝てる、今俺の使えるのはなんだ、・・・闇魔法これしかないな。
じゃあ、この闇魔法をどう活用する。
考えろ、考えろ、考えるんだ俺。再生を何とかする方法を考えろ。
何か方法は・・・ここで限界を超えなきゃ、限界、ん?限界・・・、あ~~~、闇魔法で再生しないようにすればいいじゃん。
数年前に終わったが、好きな漫画のキャラがやってたな。確か闇を相手の傷口に纏わせて永久的に相手を侵食する、あれのようにやれば、よし、ぶっつけ本番上等だ。やってやるぜ。
剣に闇を纏わせて、相手の傷口に入り込み再生を止める。いや、むしろそのまま相手の傷口に覆いかぶさり二度と治癒もとい再生できなくなるようなイメージで。
「くらえ、闇再生斬り」
そう叫んで放った俺の渾身の一撃は相手の右足にいとも簡単に食い込み。
そして切り飛ばした。
そのまま、ビッグゾンビは態勢を崩して倒れこんだ。
「よし、再生はしていない。成功だ」
そのスキをついて俺は闇再生斬りで首を斬り飛ばした。
その瞬間、スキルの書1つと魔石が出てきた。
「勝った~~~、良かった、本当に良かった、マジで危なかった」
「さてと、スキルは何が手に入るかな」
ワクワク気分で俺はスキルの書を使用した。
スキル再生を獲得しました。
「明らか、強そうなの来た~~~、これで、多少の傷は平気じゃん。どのくらいの効果かはわからないから、あまり過信はできないけど。まあ。ボスの倒し方もわかったし、倒し方さえ気を付ければ余裕そうだし、ゾンビとボスを交互に狩っていきますか」
6時間後
ボス31体、ゾンビ5104体
スキルの書はボスから4枚、ゾンビか3枚獲得しました、因みに、内容はこんな感じだ。
ボス
スキル腐敗魔法を獲得しました。
スキル闇魔法を獲得しました。
スキル肉体強化を獲得しました。
スキル奇声を獲得しました。
ゾンビ
スキル腐敗耐性を獲得しました。
スキル肉体再生を獲得しました。
スキル異臭耐性を獲得しました。
後、魔石の値段は変わらなくて、51040円だった。
取り敢えず明日からも普通にボスの魔石は全部闇助に上げることを決めた。闇助も喜んでくれるしね。
――――――――――
スキル
闇魔法5 魔力強化1 骨太2 打撃耐性2 身体強化3 精神強化3 骨強化2 状態異常耐性1 骨再生1 肉体再生1 再生1 肉体強化1 腐敗魔法1 奇声1 腐敗耐性1 異臭耐性1
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