第424話 後書き
この度は本作をお読みいただき、ありがとうございます。また、小説家になろう様、カクヨム様、小説を広く公開する場を設けていただき、ありがとうございます。
さて、『前職、やってました。―王女にも彼女にも振られた元勇者、魔族戦って欲しいと聖女に請われる。仕方ない、文系大学生の力を見せてやる。―』、はこれで完結となります。
書き始めからおよそ六年半が経ち、正直完結は無理かもしれないと諦めていた本作が無事に終わりを迎えられたのは、お読みいただいた皆様のおかげです。
日々いただいた感想を読みふけり、ブックマークの数を数え、レビューを噛み締め、日々を過ごしておりました。
大まかなストーリーはできていましたが、実は最後の最後までヒロインたちの誰と結ばれるのかは、決まっていませんでした。
結局最後はヒロインたちが自分の力でつかみ取ったんだなあと思っています。
皆様もご存じの通り、主人公である山本勇輔は不器用な男です。迷うし、間違えるし、鈍感だし、スケベです。
それでも毎日一緒に成長しているようで、楽しかったです。ヒロインに支えられて一人前になる彼は、どこにでもいる青年そのものです。
この後の生活が大変そうだなと思いながら、この物語は、一度筆を置かせていただきます。
皆様も時折、勇輔やリーシャたちの騒がしい日常を想像し、笑顔になっていただければ、これに勝る幸せはありません。もちろん、レビューや感想もいつもお待ちしております。
皆様とまたどこかでお会いできる日を楽しみにしております。
本当に長い間、ありがとうございました。
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