サピア:物語は海に添えて

新倉川 エイジ

第1話

舞台は1989年、とある病院で20代の男性が自分の嫁との子供が生まれたことと聞いて、病室を探しながら急いで駆けつけた、病室でその男性がこどもが無事に生まれた姿を見てかなり幸せだったが、その子供の名前が決める時が来た、嫁が「この子供がいつか私みたいに憧れるのだろう」と呟いた。嫁が20代の自動車メーカーのOLだった。しかし旦那が「この赤ん坊、アカリと名を付けよう」この子供がアカリという名で名付けられた。

(数年後) 1999年


当時アカリはクラスのトップとも言えるぐらいの才能があり、賢いな人だった。そしてある日、彼女が帰宅中にある車を一目惚れに見てしまったのだ。白い大型セダンみたいのようだ。


しかしアカリのお父さんは若きだった時に兄弟車のマグナを運転していたことがあるらしい。しかしアカリには

車の知識もない人にも関わらずその車を一目惚れになったことがあまり車好きの分類に入らないであろう。しかし彼女のお父さんである幸郎(さちろう)さんに質問した。「お父さん、サピアってどんな車なの?」と聞いたお父さん

「サピアは、一度サーキットで戦ったことがある車だ。、オレが現役だったころでなあ」



お父さんが元アマチュアドライバーで、当時彼女のお父さんが乗ったマグナは4.5リッター級のエンジンを載せたものの、とあるレースでサピアと張り合ったことがあるらしい

「昔はなあ、マグナはサピアのスポーツ版な兄弟だと思ったけど、予想通りにはないエンジンを載せたことで、まるで別格なセダンだな」


数年後(2008年)

アカリはとある工業系高校から卒業してから1年、とある企業の社員だったが彼女も既に運転免許を取得しており、現在の独り暮らしをしている。

「私がなんかお父さんのようなアマチュアドライバーになりたい」と思ている彼女が中古のサピアを購入した。見た目が純正なものだが、エンジンがフルーチューニング済みだった。しかしある夜、彼女が峠で走っているところで後ろから車が二台来ている、クラクション鳴らして、まるで走り屋らしいな車だった。

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