第28話 田舎の裏
某日某所、一人仕事に集中してると足音も無ければノックもせずに老婆が現れる
これは地元特有の他人の敷居を容易に跨ぐ行為か
以前比較的都会から田舎に移り住んだ知り合いが悩んでいた
近所の老婆が無断で敷居を跨ぎやってくると。
其処には仏壇があり先祖供養の為何も言えないのだそう…
良心があり悪気がないのかもしれないが頻繁に人の領域に現れるのは悪質である
実際に精神に異常をきたした者もいる
他人の顔や私生活をガン見したり誰が出てくるか待ち伏せ、これは必ずしも老人だけがやるわけではない
田舎地域特有のお節介とストーカー気質なのだ
この地域は異様だ、表向きは優しい人いっぱいなイメージこそあるが実際にはいざとという時には誰も助けない割に他人の領域にズカズカ入るのだ
こういった田舎特有の特徴は実は数百年前から続いてると聞く
ネットがない時代も他人のありもしない噂を立て妬み誹謗中傷していたらしい
そうやって村八分になった人間がある日ついに堪忍袋が切れて逆上して大量虐殺をしたとか何処かで聞いた事はあるがあながち人事じゃない気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます