第15話 お団子頭の女の子
以前、田舎で働いてた時の話です
其処は女の子が比較的多く、まあ、ある種の女の子特有の妬みか何かで誹謗中傷サイトで一躍有名店でもありました
女の子の中にはほっそりモデル体型のクール系美人も居れば当時の海外売れっ子女性アーティスト風な女の子もいました
その中にお団子頭でそだねJapanにもいそうな顔立ちでスタイルはまるでプロゴルファーやプロボーラーみたいな決して太っていないふくよかな女子が居ました
喋りやすいし仕事も出来ればオーナーからも好かれて一目を置かれている存在でした
その女子がいつもしているルーティンがありました
それは
出勤してすぐお菓子を配る事でした
時にお菓子だったり、アイスだったり、何でこんなに親切なんだろ?と思い聞いてみると
え?⚪︎⚪︎さん(私の名前)と一緒に食べようと思って!と無邪気な笑顔で言うのです
そこに一切の悪気も悪びれたものもなく何て無邪気な子なんだ、と思いました
そんなこの子がなんでお菓子を配ってたかうっすらですがわかるようになりました
実はその子霊感があり、意識的に生き生き霊と呪いを解いていってたのです
もちろんその子がその事を自らの口で発した訳ではないですがそうとしか思えませんでした
そう、無邪気とはその名の如く邪気がありません
天真爛漫でキラキラしているものです
天真爛漫そのものな彼女は意識的、あるいは無意識的に皆に好かれ皆のポジティブな陽の気を持っている子でした
生き霊というのは悪いイメージがありますが良いものもあります
それは例えば芸能人やスポーツ選手を周りが応援するポジティブな念です
そういったポジティブな念はラッキーパンチを生んだりするのです。
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