異世界からやって来た勇者⁈幽霊⁈👿

あのね!

第1話⁂謎の少女!⁂





 満開の桜が咲き誇り.:*:・*美しい雪の華と見間違うほどの花びらが、空から🌸.:*・

キラキラ散りくる💮.:*:・'°


 ❀⋆桜雲が白雪のように🔹*:❄️。⋆大きい花がさのように💮*⋆*。  ☔.:*°☆⋆広がり咲き満ちて


 淡く*:・遠く遠く咲き誇り*💮.:*:・'°✰・。*🌸*・



 新潟県小千谷市にある造り酒屋〔菱本酒造〕1852年創業。

 原料や品質にこだわった質の高い商品を提供するこの〔菱本酒造〕は長きに渡り愛され続けて来た名高い酒蔵である。



 2012年4月中旬、丁度桜の見頃を迎えた、自由広場や泉翠池周辺等に約2500本もの     桜が咲き誇り❀*・⋆🌸

「おやま」の呼び名で親しまれている悠久山公園は、行楽客で溢れ返っている。


〔菱本酒造〕の跡取り息子菱本拓也は現在20歳の大学生。

 今日は日曜日という事も有り、行楽客で賑わう悠久山公園脇にあるテントのあちこちで、町内会や婦人会の花見見物が賑やかに開催されている為に、注文が殺到。


 何とも美しく艶やかに咲き誇る桜を横目に家路を急いでいると🌸。*いきなり””フラフラ~””と車を横切る人影が………?


 ””キキ――――ッ!キ――――ッ!””

 慌ててブレ-キを踏んだ拓也。


 するとその時、少女がふらふら~!とその場でよろけながら倒れた。

 ビックリした拓也は咄嗟に支えて事なきを得たのだが。

「君は、一体どうしてこんな危ない真似をするんだい?」


 するとその少女は拓也の腕の中で泣き伏した。


「私は……私は……逃げて来たのです。助けてください!」


「エエエエ―――ッ!一体何処から逃げて来たんだい?」


 少女はゆっくりと立ち上がり、顏を上げて拓也に顏を向けた。

 春先だと言うのに、薄手のワンピ-ス姿にサンダル履きで如何にも、隙を見付けて咄嗟に逃げて来た感が否めない格好だ。


 よくよく見ると慌て過ぎて、ころんだのか?ワンピ-スとサンダルが所々汚れているではないか?


 またそれ以上に驚いたのは、余りにも整ったその造形美に、只々呆気にとられる拓也。

 まさに神がもたらした神秘。


 透き通るような白い肌とうるんだ瞳、更には美しい栗毛色の長い髪を肩まで伸ばした、息をのむほどの美しい少女が、そこに立って居た。


「そんな事………そんな事………言えない!」


「ともかく僕の車に乗って!」


 暫く車を走らせていると、のどかな田園地帯に出た。


「もう安心だよ。今日は我が家にでも泊まるといいよ。親に頼んでみるからさ~!………それより一体何があったんだい?」


「…………」


 すると————

 ボッカ――ン〷😰〷 グッシャ———ン🤮〷🥴〷//ドッス——ン🤕//〷//

 いきなり黒のワゴン車がぶつかって来た。


 拓也は脳振盪を起こして気を失っている。

 その隙に目出し帽を被った謎の男が、その少女を車から奪いワゴン車に乗せて一目散に逃げた。

 この美少女は、余りの衝撃に軽い脳震盪は起こしているが、あいにく負傷はしておらず不幸中の幸い。


 この怪しい男は何者なのか?

そして……この美しい少女は一体何処からやって来たのか?


益々謎が深まるばかり———


一体この少女は何者なのか………?


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