第5話 2月11日、常に立ち眩み
2月11日
熱は最初の2日がピークで平熱に戻りました
それなのにどうも頭が熱い感覚
頭に掌を当てると冷たくて気持ちいいんですよね
頭痛はないものの、常に立ち眩みのような感覚
それと目が痛いですね
瞼ごしに押したりマッサージをすると気持ちがいいです
ただ、これらは単純な寝すぎの可能性も否めません
そして、喉の痛み
何もしていないと感じないのですが、唾などを飲みこむと痛いです
まさに炎症といいますか、腫れていますね
世間では弱毒化や軽症と言われておりますが、間違いではないでしょう
それでも働けるレベルではないですし、何をするのも億劫です
インフルエンザの時はゲームをしたり漫画を読んだりできましたが、それすらもしんどいですね
少し掃除をしただけで息苦しくなりますし……熱も37.3℃まで上がってしまいました
やはり、大人しく寝ているのがいいようです
それなのにこうしてエッセイを書いているのは――
未だ保健所から連絡がこないからですね
管理支援システムや自宅療養者の為のしおり
配食やパルスオキシメーター(血中酸素飽和度(Spo2)を測定する医療機器)の貸出
健康観察や自宅訪問看護士など、支援内容は色々と充実しているようですが、保健所が陽性者認定して必要なIDをくれないとなんにもできない現状
調べたところ、最悪1週間はかかる可能性もあるとか
……いや、10日の内の1週間てもう手遅れです
重症化した人はとっくに救急車を頼っているでしょうし、軽症だった人は今更もういいってなると思います
実際、私は既にそうなっているのでこちらから電話をかけるのは止めました
それも早い段階で病院で診察して貰い、解熱剤の処方があったからですね
これが無かったら今でも高熱で、繋がらない電話にイライラしていたかもしれません
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