神の力と(修正後)
冥星
プロローグ
「今日はどうだった? まだ大丈夫そうか?」
「いえ、流石にこれ以上は難しいかと」
最近の会議室では、毎日のようにこの会話が最初に発生する。
「そうか……」
いつもこの会議には13人全員が参加する事はない。普段ならば、多くても5人ほどしかいる事がない。この会議始まって初めてのことかもしれない。
「ならば……あれしか道はないか……」
1人が口を開いた。その声に殆どが頷く。
そう、今回の会議ではこれまで保留としていた事が決定するのだ。
「我々はこれより、人類という種を守るために人類国家を統一し、魔族の脅威から脱する事に全力を尽くす。その目的の達成のために、多くの血が流れるだろう。しかし、人類種の滅亡を回避するためには仕方がないこと」
その声に他全員が反応した。
この国最強の12人が今、動き出す。
----この日から1ヶ月後、世界は変わった。
神の力と(修正後) 冥星 @choppy
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