　２０１４年４月１９日：沼田市教育委員会編「沼田の産業史」

「前章で述べたように、戦国時代末期に始まる大胡政賢の産業振興政策の重点指定地域に選ばれ、沼田は急激な発展を見た。

　沼田城を預かる矢沢綱頼の内政手腕も手伝い、第２次産業、沼田織に始まる絹織物産業と焜炉・練炭・炭団の生産工場は人手が足りない程発展していった。

　人手は東日本、特に甲信越から逃散した民により供給された。

　しかし１５５９年の第１次大胡包囲網の戦場となり上杉勢によって……」

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