第5話:【商人】夢よ醒めるなよぅ!の前説です
1990年10月上旬・大胡大学文学部史学科山内淳准教授論文より抜粋
「……江戸期に河村瑞賢によって開かれた東回り航路は、その後の江戸の米相場への影響は大きいものがあった。それ以前は鹿島灘を通り犬吠埼で河船に積み替えての利根川水運に頼っていた。しかしその鹿島灘は水難も多く、戦国期には鹿島灘経由の航路すら船乗りには敬遠された。江戸期以降の北前船と称される弁財船すらない時代には、沖乗りなど思いもよらない時代、風待ちができる港もない鹿島灘は相当な難所であった。
その難所を当時の大胡家御用商人である磐梯屋藤兵衛は……」
本文
https://kakuyomu.jp/works/16816700428374306619/episodes/16816700428380195970
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中学校の歴史で出て来る東回り航路という奴です。
この航路は黒潮の流れが北東に向かって時速5~8kmで流れており、さらには偏西風も手伝って下手するとカリフォルニアまで流されます。それを主人公はものすごく脆い北国船(北前船=弁財船よりも遥かに脆い)でやらせるという酷いことしています。
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