第1296話 なんだかよく分からないが・・・

俺は何処かの航空会社の機長夫人に乗り移っている


最近、機長に若い彼女ができたようだ


夫人は現在、男の俺であるから


旦那(機長)や彼女に対して「何が何でも」的な対抗意識はない


どうやらフライトから戻る日を誤魔化し、帰宅の前日に彼女と楽しんでいるらしい


俺(夫人)はこっそり、その彼女を探り当てたようだ


既に何らかの手で彼女とお近付きになり、今、カラオケボックスで2人で騒いでいる


俺(夫人)は彼女と、チャゲアスのエピローグのサビの部分をハモっている


あ~り~きた~り~の~別~れは~し~たく~なか~あった~の~♪


涙で~幕を~お~ろすよぉ~なぁ~♪


チャゲアスのエピローグをハモるってところからして時代設定が古い・・・


で、俺(夫人)はこれを足掛かりにして


旦那・彼女を出し抜き、何か企てるつもりらしい(俺にも分からない)


デデンデンデデン!

デデンデンデデン!


ターミネーターのテーマ曲とともに振り返る夫人(俺)


顔がアップになり、夫人(俺)はニヤッと笑いながら一言


「 I'll be home. 」


そこで目が覚めた


えっI'll be back.じゃないの?


おうちに帰りますってなに?・・・まあ俺が言ってんだけど。



はっきりディテールを覚えているという点で、これが俺の初夢のようだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る