第1224話 子どもって。2
前話を上の娘に聞かせたところ
「あ~海(かい/9才・小3)もそんなことあったわ」
海が小2の頃、自宅までタクシーで帰ってきた時の話だという
マンションに近付き「ここで宜しいですか?」と運転手が左側に止めようとしたので
「ごめんなさいその先、右手に入って停めていただけますか」と依頼する
ところが少々、強引にハンドルを切ったからか
右手の縁石にタイヤが乗り上げ、車がバウンドする
それをタイミング悪く、通りの先で白バイが見ていたそうだ
こちらに近付いてきたので運転手が窓を下げる
警察官「いま、事故されましたよ」
運転手「えっ?」
「縁石、壊れてます」
とりあえず支払いを済ませ、運転手・娘・孫息子は車を降りる
娘曰くその縁石、以前からしゅっちゅう車が乗り上げるので、既に崩れてボロボロになっていたそうだ
運転手「事故って・・・これで(物損)?堪らんなぁ・・・」
娘は、自分のお願いで無理に移動しようとしてくれた運転手に加勢しようと口を挟む
娘「あの、ぶつかってないと思いますよ?」
運転手「うん、壊れるほど乗り上げた感じは無かったけどなぁ・・・」
海「ガッタ~ンってなったね!!」
その後、警察官から「これは運転手さんとの話なのであなたは帰ってください」と追い払われたそうだ
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