第1119話 いまだに不明

M嬢「朝見たらもう殆ど無いんですよ?昨日未開封だったのに」


名古屋のお客様から戴いた「ゆかり(坂角総本舖の海老せんべい)」56枚詰め合わせ


俺「えっもう無いの?21時過ぎだったか、出る時まだ開いてなかったぞ?」


R嬢「7枚くらいなら残ってますよ」


コーヒーサーバー室に向かうと、棚にゆかりの箱があり


6枚残っていたので2枚持って自席にむかう


誰だ夜のネズミは・・・

俺もゆかり大好物やの・・・あ。


机横に置いてあるゴミ箱に、おびただしい数のゆかりの包装フィルムが突っ込まれている


誰だ俺に濡れ衣を着せたのは・・・まあアイツしかいないけど(♯348)https://kakuyomu.jp/works/16816927860625905616/episodes/16816927862006903419


「お前、なんで俺の机のゴミ箱にゆかりの袋捨てたん?」カマをかけてみる


谷やん「えっ?えっ??なんで分かったんですか?!」


「夜中、事務所の暗視カメラが作動するのや」


「ええっ?!」奴は事務所内をキョロキョロ見回している


「えっ?でも電気付けて・・・ちょっと待ってちょっと待って?!」


「何?」


「全部見たんですか?」 


「何を?」


「えっ!あーっ!いやっそのっ!えーっ!!」


何を慌てふためいているのだ

ゆかりだけじゃないのか?


「あれはアカンやろ」


「えっ?ダメっすか??」


「あんなん見たらアカンやろ」


「見る?・・・あ!やっぱ変っすか?あれが精一杯なんすよ笑」


何をやっとったんだ・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る