第936話 流派
俺はその場に居なかったのだが、事務所でU部長が
「トイレットペーパーってシングル?ダブル?ふつうシングルだよな?」
「ですね、ダブルだと紙が勿体ない気がします」
そんな話を大場くんとしているところに谷やん(脳筋1号)が帰ってきたので
「なあ谷、お前はトイレットペーパー、シングル派?ダブル派?」
そう声を掛けると、きょとんとした顔で2人を見渡して、谷やんが
俺「ちょっと待って。どうせアイツ、真顔で『ツイン』とか言うたんやろ?」
U部長「残念!小声で『つつ・・・』って言ってました」
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