第728話 ハロウィン

昨年のハロウィンが近付いた頃


色んなコスプレをした店の女の子たちから、沢山の自撮り画像が届き


もはや画像だけでトランプが作れそうだ


「見に行きたいのに飲みに行けなくてごめんなー」とLINEを返す度に


「魔女のコスプレやっぱ1番好きやなー似合っとるよ♡」


「そっちは客足どう?体調崩してないか?」


なんて返事を足していたのだが、だんだん面倒臭くなってきて


「膝に抱っこしてギュ~ッてした~い♡」とコピペで返していたら


英会話教室でハートの女王のコスプレをした孫娘(当時小5)の画像が母親経由で送られてきて


もちろんそれにもコピペした


10日ほど無視された。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る