第573話 プールサイド

孫2人をホテルのプールに連れて行った時のこと


泳ぐ2人を眺めながらプールサイドのチェアに寝そべっていると


俺の目の前を、保育園くらいの男の子が泣きながら横切る


ぺたぺた走りながら泣いているので、泣き声に弾みが付いて


「わんわんわんわんわ〜ん」と走り去っていく


なんだぁ?どうした??


男の子の走り着いた先はお母さんのようだ


「どうしたの?おしっこできたの?」


「ないの〜!ないの〜!」


「何がないの?」


「おち◯ちん〜」


構造が複雑だったのかどうかわからないが、母親が水着を脱がせる


「あるじゃ〜ん笑」


「あった〜笑」


すっぽんぽんになった男の子が、今度は反対に


キャッキャキャッキャ言いながら俺の前を駆けていった

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