第505話 我々

先だって、とある方から


こんなに身内ネタを曝(さら)して、当の本人さん達から何もクレームこないの?と御心配を戴いた


はい。お答えしましょう。


彼らからは訴訟を起こされる寸前です。


・・・というのは冗談で、彼ら彼女らの話を載せる前には必ず、確認して許可を貰っている


というか、彼らは彼らでインスタとかツイッターとかYou Tubeとかやっているのだが


そこでは逆に、俺の事が面白おかしく書かれている


まあ、ウチの小さな営業マン・イシくんだけは、自分の事を書かれることに、あまり良い気はしていないようだ


「いちいち『小さな』って付けないでください!」とクレームがくる


そんな彼も腹いせに


自分のTwitterに「うちの痛いボス」と称して俺のアイコラを載せている


作り方を教えてやったら反撃を喰らったかたちだ


まあ、持ちつ持たれつ、お互い様というところですかね。


谷やん行きつけのガールズバーに連れて行かれた時に


「あっTさんって、お人形抱いてないと夜眠れないっていう、あのTさんですかぁ?笑」


女の子にいきなり言われたので


「谷やん・・・ウソは良くないぞウソは」と睨んだら


「ウソじゃないっすよ!これです、これ!」と写真を見せられた


ああ、これか・・・


以前、名護のビーチで夜にBBQをした後、貸しきった海の家で雑魚寝したのだが


疲れていた俺はすぐ寝たが、若い奴らは近くのアミューズメントビルみたいなところに繰り出し


谷やんがUFOキャッチャーで取ってきた白雪姫だかのぬいぐるみを寝ている俺に抱かせ


ちょうど俺が寝返りをうってぬいぐるみを抱きしめた瞬間を盗撮したらしい


本人の許可なしに見せびらかしているとは。


こんな関係です

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