第88話 刺し身
とある日曜、はたと気がついた
シーズン中は魚屋並みに、ほぼ毎日魚を捌いて食べているのに、1度もやったことがなかったこと、それは
「柵(ブロック)喰い」
皆さんご存知とは思いますが、柵(さく)とは大きな切り身ですね
さて、早速やってみようと思ったのだが、3日ほど沖に出ていないから冷蔵庫に魚がない
なので夕方、近所のスーパーでマグロ大トロ300gとアカマチ(オナガダイ)200gの「柵」を買ってきた
ちなみに沖縄では何故かマグロ大トロをありがたく食べる習慣がない(捨てるらしい)
だから安い!
アカマチは沖縄3大高級魚の1つで、真鯛の上をいくと言われる美味い白身魚だ
(余談だが沖縄に真鯛はいない。真鯛の生息する最南端は屋久島沖と言われている)
柵は、タイムセールも重なり安く買えた
部屋に戻り、大皿に柵を乗せる
刺身醤油にワサビを落とし、テーブルに着席
まずはマグロ大トロの柵にかぶりつく
「おお!この食べ方アリやな!」・・・と思ったのもつかの間
2/3食べたところで気持ち悪くなってきた
勿体無いから我慢して全部食べたが、アカマチはひとかじりしてやめた
やはり刺身は、一切れ一切れ間を空けて食べるから良いのだ
猛禽類じゃあるまいし、「生肉」をこんな下品な食べ方するものではない(-_-)
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