第49話 親子丼

先日、とある蕎麦屋で天ぷらうどんを食していた


俺の食べている前面のテーブルには、4~5才の少年と、その母親


なかなか注文の品がこないのか、少年は暇を持て余し、落ち着きが無くなっていた


・・・数分後、ようやく何らかの丼物が運ばれてきた


母親がフタを開けるとドーム状の卵に覆われた、まあ美味しそう♡親子丼♪


それを見た少年「おっぱいみたいー」と突然叫ぶ


静かに食べなさい!と母親


しかしテンション上昇の少年は


「おっぱい♪たっべる♪」

「おっぱい♪たっべる♪」


ひたすら連呼


「いい加減にしなさい!恥ずかしいから!!」母親が一喝


それでも少年は怯まず


「おかあさんのおっぱいも、たべるぞ~」


クレヨンしんちゃんか君は・・・思わず俺は微笑む


そのタイミングで、微笑んだ俺と母親の目が合う


少年に向き直った母親が小声で釘を刺す


「ほら、おじさんもへんな気になるから!」


なるかぁ!!

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