第18話 どうしようもない。
もうホントに、この子はとことんアホなのだと再認識した話。
ウチの脳筋天然社員2号、宮里くん25才
顔だけなら"柔和な手越くん"なんだがなぁ・・・
彼あてにお客様から電話が掛かってきて、先方の携帯番号を伺ったらしいが
メモできる環境になかったため
その場で編み出した彼独自のメソッドで暗記した、という解釈で良いのだろうか。
俺にその番号を伝えるつもりで電話を掛けてきたのだが
「え~っと・・・」
「なんや、覚えとらんのかいな」
「いえ答えは分かるんです」
「は?」
「-3135なんですけど・・・」
「マイナス3135って何が?」
「いえあの、だから、計算して」
なにかというと
×××-××××-××××を咄嗟に引き算したらしく
その答えが-3135だという
「いやお前・・・それで何が分かると思ったの?」
「090は覚えてますよ?」
・・・・・・・・・。
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