第41話

[ 恭華side]



お母さんが ジパングに用事で 帰っている間に ユリリンの所に来た


恭華

「 復讐するわ 、ユリリン! お母さんの居ぬ間に お仕置きしてやるわ !」


そうして来てみると 生意気そうな幼児が増えていた



アレス

妹よエリスよ !あの目付きの悪い人間は誰だ ? 」


エリス

「 アレが ユリリン達が管理する世界の『大魔王』よ !

見た目道理の性悪・大魔王だから お兄様も油断しないで ! 」


恭華

「 誰が性悪よ 、 ユリリン ‼️ あの可愛げの無い“ガキんちょ”は 誰よ ?」


ユリリン

「 お兄ちゃんは、 オリュンポス 十二神の一柱 軍神 アレス なのじゃ」


恭華

「 な~んだ 、 負け戦ばかりの貧乏神なんじゃないの 」


アレス

「 貴様ぁー ! 言っては イケナイ言葉を言ったなぁー💢」


恭華

「 負け神に 負ける程、大魔王は 甘く無いわよ !逃げるなら 今のうちよ 怪物テューポーンの時みたいに 魚に変身して逃げれば !」


アテナ

「 本当に 口の悪い大魔王ね。 やっぱり お仕置きが必要ね ! 」


エリス

「 最近は 本当に気が合うわね。 私も お仕置きが必要だと思うわ ! 」




アレス & アテナ & エリス



VS


大魔王 恭華




再び、聖戦ケンカが 始まろうとしていた。


恭華

お母さんは、ジパングに帰っているし 今度こそ お仕置きをしてやるわ !」


ユリリン

「 恭華よ、 本当に 良いのか ? 麗華に勉強の宿題を出されているのじゃろ

妾は忠告したぞ 」


恭華

「宿題は 光介に頼んであるし大丈夫よ。お母さんに バレなきゃいいのよ!

バレなきゃ‼️ ユリリンのスマホは 没収してあるし 連絡されないから しばらくは帰ってこないでしょう ! 」



??

「 まったく、目を離すと 直ぐにサボるのは変わらないなぁ~ 恭華 ! 」


ひっ ! お母さんがなぜ、ココにいるの ?

まさか、まさか ユリリンの方を見ると没収したはずのスマホを持っていた


恭華

「 ユリリン、 いつの間に没収したはずのスマホを取り返したの ? 」


ユリリン

「 これは、妾の二台目のスマホ📱なのじゃ………一台しか持って無いと勘違いした恭華が アホなんじゃ 」


ムカ💢ムカ💢ムカ💢


恭華

「 おのれぇ~ ユリリン、謀ったわね」


ユリリン

「 これが『孔明の罠』作戦なのじゃ!」


麗華

「 さあ、恭華 魔王城に帰ったら宿題を最初からやり直そうか。

それとも お仕置きの方が良いか 」



私はお母さんに『ドナドナ』されながら魔王城に向かった。

ふと、ユリリンを見ると


「 またまた、妾の勝ちじゃ !」

と 言いながらVサインをしていた…………覚えておけよぉ~ ユリリン !




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