第23話

[ミハエルside]


やられたぁ !

ユリリン様に ハルルン達を取られた


いや 元々ハルルン達は ユリリン様がスカウトした個人秘書だから文句は言えないんだけど……

ハルルン達や ラミィ達まで加わり『どろけい』を始めた


何処の世界に 女神や 邪神が仲良く『どろけい』する世界があるだろうか。

気のせいか ハルルン達や ラミィ達も 楽しそうだ。

きっと人間だった時の幼い子供時代を思い出したのだろう。



女神チームが 『どろぼう』

邪神チームが 『けいさつ』

を やっている…………普通、逆ではないだろうか。



「 今日は ずいぶん にぎやかね!」

恭華大魔王が やって来た。


「 幼女が 増えているぅ ? 」

光介魔王も やって来た


光介に 気がついたのか ユリリン様が 光介目掛けて走りだした。

それに釣られて 他の幼女神達も 駆け出した


「「「「 ワーイ\(^-^)/」」」」


「 仕方ないわね (^o^)」

恭華が 腰を落として 幼女神達の相手をしようと、かがみこんだのですが…………

四柱とも その横を素通りして 光介に抱き着いた

「「 光介 ! 大好き じゃ(よ)」」

あらあら エリリン様まで 顔を紅くしている


「「 優しそうな お兄ちゃんだ(ね) 」」

アテナ様 や エリス様まで懐いている。


流石、光介 幼女神キラー だ


恭華が 手を ワナワナと動かし プルプルと震えている。


ダメだ ! ここで笑ったら 大魔王恭華にお仕置きされる。


私達天使、堕天使達は必死で笑いを抑えた

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