第9話

★作者より)


今回の お話は『茨城くん と恋する乙女たち』と リンク仕手います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




[霞が関 乱歩鵜らんぽうside]



ここは 一体どこだ


真っ白な空間


もしかしたら 異世界転移か ?


そう 思った時 何処からか 声がした



「 違う ! 異世界転移ではない

妾が お前に 要があるから 呼び寄せたのじゃ 」



良く見ると ジト目をした幼女がいた


「 妾は 邪神 ユリリン

今から 質問をするから答えよ ! 」


幼女邪神から 殺気が 漏れていた


「 貴様が 恭介を襲わせたのだな !」


俺が答えようとすると


「 考えるだけで良い

その うす汚い口をひらくな ! 」


「……………………………」



「 そうか やはり貴様か

命令されたとはいえ その罪は万死に値するのじゃ。 さあ お仕置きの時間じゃ ! 」


幼女邪神が 邪悪に笑っていた




「 恭華から 特別に部下を借りて来たのじゃ

こやつらが 貴様と 遊んでくれる、喜ぶのじゃ」



そこには 『鬼』が いた…………巨大な 鬼 がいた


赤鬼、青鬼、黒い鬼、金の鬼、銀の鬼


「 こやつらは 『 ハイパー オーガ』と言って

恭華の 親衛隊じゃ 恭華に事情を話したら本人が

来ると言っていたが それは流石にまずいので、こやつらを 借りたのじゃ

妾の 優しさに感謝するのじゃ 」



確か 『恭華』と いう、名前は 『茨城 恭介』の……


「そうじゃ 母親じゃ 今は大魔王をやっているのじゃ

ちなみに 父親の光介は 魔王をやっているのじゃ


どうじゃ 驚いたじゃろう 」



なっ 普通は 異世界召還された者は『勇者』や『英雄』などに 成るんじゃなかったのか ?


「まぁ あ奴らは 普通ではないということじゃ


さぁ お前達も 自己紹介くらい してやるのじゃ


勿論 恭華に言われた通りにやるのじゃ 」



鬼(ハイパー オーガ)達は 最初 恥ずかしそうにしていたが 気持ちを切り替えたようで顔つきが変わった。







「アカインジャー 」


「アオインジャー」


「クロインジャー」


「キンナンジャー」


「ギンナンジャー」




「「「「「

五人揃って ゴオニンジャー(五鬼ごおにンジャー)


」」」」」







ダメだ 笑いが 抑えられない

でも ここで 笑ったら 絶対に酷い事になる



しかし



「 プッ アッハハハハハハハハハ ヒッ ヒヒヒヒヒ」



大笑いした後 俺は鬼達に 連れていかれた


鬼達は 真っ赤になり プルプル震えながら


「 貴様には 同情はしない

たっぷりと 我々と 遊ぼうではないか 」




それが 最後に 聞いた言葉だった




そろそろ ミハエルが 探しにくるころじゃ

また 恭華の所に 避難しようかのぅ



「 ユリリン様 ユリリンさまー そろそろ お仕事に戻ってくださーい 」



ミハエルめ ! もう きたのじゃ

『 転移 ! 魔王城 !』



堕天使長 ミハエルが きた時には 既に 誰もいなかった,


「 あぁー もう 又 逃げられたわ ! あの駄邪神 !

いく先は どうせ 恭華の所でしょうけど 迎えに

行きたくないのよね

恭華の所に 行ったら 逆に 仕事を押し付けてくるから

なぁ

帰ってきたら 覚えておきなさいよ ! 」





こうして 邪神ちゃん の 1日が 過ぎていきます。

双子なので 女神ちゃんも 仕事を さぼり 恭華さんの所に 遊びに いきます。



その夜 天使長 ルーファス と堕天使長 ミハエルの双子の姉妹は やけ酒を 飲んで 愚痴り合いを しました。



めでたし ? めでたし ?

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