第59話合流


────天界で 別れたパーティーは 合流した ─────


お互いの情報を共有した結果


アテナ、エリリン

「「…………………………」」


ユリリン、エリス

「「…………………………」」


アレス

「 今回、 俺は 悪くないぞ ! 船酔いで ダウンしてただけだからな 」



「 ジパングに帰れる準備が 出来たんでしょう !

出来れば 早く帰りたいんだけど どうなの ? 」


ユリリン

ゲートは 出来たけど そのままじゃ 『タイムラグ』が出来るのじゃ 。 神 や 魔王クラスなら ともかく 勇者とはいえ 普通の人間だと 時間差が 出るのじゃ 」


「 多少の時間差なら我慢するよ、 何年位の時間差なの 」


エリリン

「 最悪でも 500年~600年位じゃ。現在 ヘパイストスお兄ちゃんが 乗り物を開発中なのじゃ 、それなら 最悪 10年位までに 抑えられるのじゃ 」



「仲間で 相談するから 少し待ってくれるかな ? 」


そう言って 4人で 相談し始めた。



クリス、シンサン

「「………………………………」」



ジリリリン♬ ジリリリン♬

ユリリンのスマホの電話がなった


ユリリン

「 ヘラお義母様からなのじゃ ………はい、もしもし ユリリンです……………

えっ ! それは 本当なの ? ……………連絡してくれてありがとうなのじゃ 」



アテナ

「 ユリリン、何か 有ったの ? 」


ユリリン

「 大変じゃ、 元 女神 メッサリーナが ジパングで 生きているらしいのじゃ !

もっとも 魂の一部を人間に憑依させているから 今直ぐ問題な訳では無いのじゃが …………ジパングは 妾たちは 管轄外だから 直接介入は出来ないのじゃ !

遊びに行く位なら問題無いのじゃが…………」


エリス

「 神は 簡単には『消滅』しないわよ。 時間は かかるけど 必ず復活するのだから」



♫♪♩♬♫♪♩♬ アテナのスマホに『メール』の着信音が 鳴った


アテナ

「…………………お兄様ヘパイストスから 連絡が 有ったわ !

人間用の異世界移動の乗り物が 完成したそうよ、 既に設置されているから直ぐに使用可能だって書いてあるわ。

ただし片道 4人 + ペット 9匹までだって書いてあるわね 」


妾が その事を伝えて 『新たな依頼』をする事にしたのじゃ




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