第53話 閑話 勇者(自称) VS 大魔王 ③
───魔王城 大魔王の
勇者パーティーは 仲良くいまだに眠り続けていた。
大魔王 恭華
「 ねえ、 眠り薬を どれくらい盛った の ? 流石に 眠り過ぎでしょう」
商人 モウカリマッカ
「 念のために 眠り薬を 多めに盛ったのですが………少々、盛り過ぎたようですね。 大魔王さま 申し訳ありません 」
デロリーン
「 う~ん、すっかり眠りこんだようだな。 ここは、何処だ ?」
[ デロリーンside]
気が付いたら 豪華な場所にいた………仲間が 眠りこけてやがる !
仕方ないから 起こしてやるか
デロリーン
「 おい、 起きろ ! ズルポーン、マージョ、ペロペロ ここが どこかは 知らないが 直ぐに警戒態勢を とらないと 不味いぞ 」
ズルポーン
「 う~ん、ここは いったいどこなのよ ?」
マージョ
「 私達は どのくらい眠りこけていたの ? 」
ペロペロ
「😪 グーグー ガーガー 😪グーグー ガーガー 😪グーグ………
「「「 いつまでも、寝てるなぁー!」」」
ボカッ 💥 ドカッ 💥 ボカッ 💥
ペロペロ
「 痛てぇー ! 何しやがる ! ………ここは何処だ、アタイ達はいったい ? 」
???
「 そろそろ『コント』は いいかしら。 私も話が あるんだけど 偽勇者さま ! 」
奥にある豪華な椅子に座った女が 俺達を見下ろしていた。
目付きが、悪く どうみても 令嬢には見えない
デロリーン
「 誰が 偽勇者だ ! 俺は 正義教の法王 ユダ 様に 任命された本物の勇者だ ! そういう お前は 誰だ !?」
???
「 私は
デロリーン
「 どこが 変な名前だ ! カッコいい名前だろうが ‼️ 」
俺と 大魔王を名乗る女が 言い争っていたら いきなり マージョが立ち上がり
マージョ
「 死ねぇー ! “ ギガ・ファイヤー !」
マージョの放った炎の上級呪文『ギガ・ファイヤー』が 大魔王を名乗る女を炎で 包み込んだ…………目付きが悪いが 美人だったのに 勿体ない……
マージョ
「 殺ったわ ! ザマァ見ろ !」
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