第232話 奥の手を‥ ★

え?

俺の青魔法を封印するの?

まじで?


「いやいや、封印とか無理だから!

 俺、青魔法なかったらザコだよ。

 お願いします!

 青魔法は堪忍して下さい。」


俺は魔王さん達に深々と頭を下げる。


「誰が全部と言った?

 一部だけだ。

 今回特に不味かったのはアレだ。」


魔王さんが慌てる俺に少し驚いている様子だった。


「『ミサイル』はやめて下さい。

 アレは現状最大戦力なので‥。」


俺は手を合わせて魔王さんに懇願する。


「え?

 『ミサイル』はダメですよ!

 我々を助けてもらわないといけないので!」


『ミサイル』という名前を書いてウミさんも慌てだす。


「『ミサイル』ではない。

 今回問題になったのは『ちからため』の方だ。

 まさか重ね掛け出来るとは‥。

 下手したら魔族領全体を吹っ飛ばせる可能性もあったぞ‥。」


魔王さんが真剣な表情で語っている。


『ちからため』の方かぁ‥。

アレは俺の奥の手だったのになぁ‥。

まぁ、『ミサイル』よりは良いけど‥。


結局、執事さんによって『ちからため』を封印されるのであった。


結果、ステータスは以下の通りである。



名 前:ヤマト

種 族:人族(魔王・冥王・獣王の夫)

職 業:青魔道士

家 族:アリサ(妻)、ネロ(妻)、モニカ(妻)、レーナ(妻)、レイ(妻)

奴 隷:リズ 、シオン


レベル:130

 HP:1600/1600

 MP:4200/4200


スキル:言語理解

    初級鑑定

    アイテムボックス

    青魔法


 魔法:ファイアボール(3)

    ウォーターボール(4)

    ウォーターカッター(5)

    ウォーターシールド(10)


青魔法:火炎放射(10)

    黒の衝撃(100)

    癒しの風(50)

    死者蘇生(500)

    吸血(5)

    レベル5デス(90)

    ちからため(10)*使用不可

    すてみ(20)

    あやつる(30)

    ホワイトウインドウ(95)

    デスクロー(80)

    フラッシュ(10)

    カエルのうた(15)

    ゴブリンパンチ(0)

    ねこパンチ(20)

    ねこキック(20)

    ねこ頭突き(20)

    ねこ固め(50)

    ミサイル(200)

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