第49話 入学試験1
入学試験は6日間
1つ目の試験は学科試験
科目は
歴史、数学、魔法学、礼儀作法の4つ
各教科100点中70点で合格
実施する順番は毎年変わる
4日後までに採点され
合格していたら次の試験に進める
採点待ちの期間は何をしていてもよいが大体の生徒が
次の試験の準備や調整をする
2つ目の試験は実技試験
実技試験は剣術と魔法
剣術は試験官との模擬戦
武器は持参で剣以外に槍や大剣なども使用可能
刃はつぶしていないものでもいい
勝ち負けというよりも
基礎ができているか、
最後まで諦めない
魔法は的に向かって好きな魔法を発射する
評価基準は魔法を出せれば合格くらいらしい
どちらも試験に合格することは簡単
実技試験は合格者の順位付けが主な目的なのである
試験1日目
エミラと一緒に馬車で学校に向かう
学校に着いたら受付で受験番号と名前、
向かうべき教室の書かれた木製の板をもらった
僕らはそれに書かれた教室に向かった
エミラは僕とは別の教室だった
黒板を見ると座席表と試験の順番が書かれていた
今年の学科試験の順番は
1.魔法学 2.歴史 3.数学 4.礼儀作法
魔法学はルネ師匠に教えてもらっているから余裕
歴史はうちのに大体図書室に歴史書があったため余裕
数学は前世の記憶で余裕
礼儀作法は厳しく母上に教えてもらったから多て大丈夫
座席表に示された席に座る
「その目の色、デクス・ルガツカヤくんだよね」
目の色?あっそうか
この赤と白のオッドアイってルガツカヤだけの特徴だったっけ
名前は座席表を見たからかな
「うん、そうだけど」
「待ってたんだ 僕はアルノルト・ジュガウス」
ジュガウス?どっかで聞いたような…
あっ思い出したルガツカヤ以外の辺境伯の性だ
父上は覚え間違いかもしれないって言ってたけど
「待っていたって?」
「君も辺境伯家だろう
同じ辺境伯家として仲良くしたいなって思ってて」
覚え間違いじゃなかったですよ父上
「なるほど こちらこそよろしく」
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