藤光さんのエッセイを読むのは、今回で2作目です。
カクヨムさんでの活動のことはもちろんですが、時折ご家族のことや出合った書籍のこと、趣味のことなどが書かれていて読んでいて飽きません。読んだ方はきっと、お話のどこかで共感する項目があるのではないかなと思います。
また人と話をしているとき、似たような気持ちや悩みがあると何となくほっとすること、ありますよね。こちらのエッセイにはそういう感覚があります。執筆をする者の苦労などは同じく物書きをしているのでれば同じ気持ちになるかもしれませんし、悩んだ時に「そういう考え方もあるのだな」と思ったりすることで、一息つけるのではないかなと思います。
何かに例えるなら、「カクヨムさんの雨宿り」のような雰囲気でしょうか。
皆さんもよかったら、『ちょっと、残念なわたし。』をお読みになって、共感したり新たなことに気づいたりしてみるのはいかがでしょうか。