野宿系仮面男子

第1話 プロローグ これから起こること

主人公・新田大地（にっただいち）

女児アニメ好き

社会人3年目（24歳）

自分の事に関心のない謎の多い同居人　古湖直澄（ふるこなおすみ）（23歳）

短大を卒業するも定職に就かず色々彷徨っている。バイトをしながらテントで暮らしている。

ある夏の事、会社の同僚との飲み会を終え、酒が回っている中、その場の雰囲気に流され、地域の縁日に足を運ぶ。俺は他の同僚とはぐれてしまい、酔いがひどくなり人気のない場所で横たわってしまう。すると酔いつぶれた主人公の前に現れた謎の人物。主人公は意識がもうろうとしはっきりとはわからなかったがどうも目の前の人物はどこかで見たことある彼の好きな幼女向けアニメの主人公に似ていた。そのまま彼の意識は途絶える。

いい香りがして目が覚めるとそこは自室であった。

そして誰かの声と目の前にはしっかりとした朝食、これはどういうことかと思っていると部屋には見知らぬ男が。それに驚くとどうも彼は自分の事を開放していたらしい。それでも身に覚えがない主人公は記憶をたどる。最後の記憶はプリ〇ュアに助けられたこと。それを伝えると彼はそれは自分と伝える。どうやらそれはお面であり彼は縁日のバイトをしていたらしい。

戸惑う主人公、しかし世話になったのだからそれなりの感謝はしている。そして彼はなんと家なしの人間らしい、普段はテントをつかって野宿をしているらしい、それを聞いてしかたなく家に置くことにした。