~台本置き場~
ガンジー
いいんです
キャスト
古波蔵幸人:朽
星月柚:らむ
花傘琴音:柊木アカネ(回想シーンのみ)
【星月宅自室にて】
春の日。
ベッドで苦しそうにしている星。
星「はぁ、はっ、ぅぅ…はぁ」
星m{数日前から脇腹が痛い。大丈夫だろうと気にも留めていなかった。昨日もいつものように手ひどくされたのが引き金で今日はまともに動けていない。ひどく熱を持って息をするたびに骨が軋んでいる気がする}
星m{病院には行けそうにない…か…、仕事は…}
―
琴「私のことを大切に思ってるって言いましたよね?」
琴「嘘つき」
琴「私にあんな事しておいて」
琴「初めてだったのに」
琴「責任取ってください」
幸琴「柚先輩」
幸「センパイ」
星「…っ!はぁ、はぁ…琴音……」
星m{またあの夢か…………}
幸「やっと起きた。毎回毎回お帰りってうるさいくせに」
ベッドに腰かけている幸。
星「!!ぅ…ゅ…き…、がっ…はぁ…」
息苦しそうに何かを伝える星。
星は痛みは先ほどとは比べ物にならないさすような激痛に脂汗がにじむ。
その体は震えるという表現より痙攣に近かった。
幸「あんた……」
幸が目を大きく見開き布団を引っぱり
上の服を脱がす。
幸「っ……」
赤紫に変色した脇腹。苦しそうな呼吸。
【ここで区切る予定です】
整復師を目指してなくてもわかる。これは_______
星「ゅ…きっ…」
幸m{肋の骨折、もしくはひび割れ…しかも子供体温とかいうレベルじゃない…炎症からの発熱だろう}
幸「センパイ……夜間連れていきます。鎮静剤飲ませるからそれまで我慢して。
固定療法とかあるけど…まずはレントゲン、そこから内臓を圧迫してるかと内出血を起こしてないか診るから…」
幸人が口を開く
幸「俺、自首し「しなくていい、い…ヒュっ、ぅ‘‘……」
星「ぅ…俺は転んで脇腹を強く打っ、た。…ほかの傷、も俺が何とかごまかす、から…」
幸「………っ。いま知り合いのいる病院に救急で電話してきますっ…」
弱い力で手を掴まれる
星「すぐ、っ…戻ってこ、い先輩命令だぞ」
幸「わかった…すみません…」
星「それは、どっち、なんだ…?」
幸「……うるさい、とりあえずスマホもって来るから体、ひねったりするなよ。起き上がりも禁止で」
_______
幸人「先輩」
星月「幸人!…また怪我か…よしよし!心やさしいヒーローが手当てをしてやろう!」
幸人「先輩」
星月「幸人、俺と一緒に住めばいい!そうすれば学生の時よりもずっとずっと安全に違いない!」
幸人「センパイ」
星月「好きな人ができたんだ」
幸人「センパイっ」
星月「すきっ、」
幸人「いいんですか…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます