第4話
日を追う毎に、許す気持ちと。
騙された。というショックが
交互する。
彼は、私の事を
《空気の様な完璧な女性》
と良く話していた。
買い物に、行かなきゃ。
食べ物が無い。
仕方なく寒い中……スーパーマーケットへ出向く。
食欲が、湧かない。
とりあえず、麺類を買おう。
インスタントの麺を二袋買った。
ラインのブロックさえ、
解けば
またいつもの笑顔に逢える。
私は……甘い。こらえる。
力が入らない。
ショックが大きすぎる。
あれは、夢だったのか?
お互いが返済に必死になり
協力していた頃は……
私に、出逢えて
本物の無償の愛を知りました。
と、話してたっけな。
胸が、バクバクとときめいていた頃は……
自分でも分かるくらいに
綺麗に顔付きが、変わっていた。
完璧な愛。
空も、祝福してくれてた。
離れる事が、こんなに辛い。
なんて……。
きっと。彼は……次の恋を
してるだろうな。
私も、生きていかなきゃ。
不意に始まる。
ラブストーリーには……
打撃が、大きすぎる。
私も彼も、病気。
息子らと逢う前に
絆を深めて行こう。
お互いが気持ちが強固なものに
なったら、話すから。
《貴方の過ごし方を全て知りたい》
もう。自分から……
終わらせたのにね?
力が入らない。
やる気すら……
私は……これでいいの。
これでいい。
《いつも……一人ぼっち。》
誕生日も、クリスマスも
バレンタインも、
ホワイトデーも、
一人ぼっちが、長すぎると、
上手く行かないな。
引きずるのは、好きじゃない。
だけど……
なかなか心が、言う事を
聞かない。
とりあえず、
ご飯を、食べる事から、
練習しよう……。
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