第8話 盗賊掃討作戦


 肉体を鍛えぬいた屈強な騎士たちが生真面目な顔つきで話し合う、ジェラス代官邸の一室に設けられた盗賊掃討作戦の本部。指揮を執るのはもちろん、インヴィディア公爵令嬢のレヴィアだ。

 年上の騎士たちを相手に一歩も譲らず、むしろ鋭い眼光の蒼の瞳で睨みを利かせ、持ち前のカリスマと統率力でまとめ上げるその姿は、戦女神の如く凛として美しい。

 眉間に深い皺を寄せ、テーブルに広げられた地図を見下ろし、盗賊たちのアジトを予測する。そして、襲撃方法や緊急時の撤退のパターンを幾つも考え、あらゆる状況に対応できるよう綿密に作戦を立てる。

 冷酷なまで策謀を張り巡らせる狡猾な彼女の二つ名は【氷蜘蛛アイス・スパイダー】――もとは出来損ないの彼女を揶揄する渾名が、今となっては畏怖の象徴となっていた。

 作戦本部には、戦い前のピリピリした緊張感が漂っている。

 そんな中、一人だけ明らかに様子が違う男がいた。小太りの中年、代官カァーンである。彼はレヴィアに擦り寄り、ヘコヘコと頭を下げて必死で媚びを売っていた。


「レヴィア様。お食事をご用意いたしました。当家の料理人が丹精込めて作り上げた逸品です。どうぞお召し上がりください。ささっ、こちらへ」

「ならばここに運べ」

「いえいえ。ぜひダイニングルームへ。レヴィア様にご紹介したい者もおりますゆえ、ここは一つ、歓談しながら――」

「私は簡単に食べられる軽食を準備せよと命じたはずだぞ、カァーン。今は作戦任務中だ。いつ出撃してもおかしくない。ゆっくり食事をしている暇はないと説明したはずだが?」

「も、もちろんわかってはおりますが、街の上役なども集まっており、レヴィア様にご挨拶したいと……」

「後にせよ。今は忙しい」


 ゴマをするカァーンの提案をことごとく切り捨て、レヴィアは本部内に聞こえるよう声を張り上げる。


「誰か! 携帯食を持っている者はいないか? ちと小腹が空いてな」

「ジャーキーなら持っていますぞ、姫」

「一本貰うぞ」


 近くにいた歴戦の戦士を思わせる中年の騎士から差し出されたジャーキーを貰うと、レヴィアは何の躊躇いもなく口に咥える。

 王家のマナー教師が見たら卒倒ものの光景だ。公爵令嬢、いや王太子の婚約者とは思えない行動である。


「ギーラ」


 ふとレヴィアはジャーキーを咥えたまま中年騎士の名前を呼んだ。


「何ですかな、姫」

「……姫は止めろ、姫は。もう姫と呼ばれる年齢ではない」


 照れ隠しの仏頂面で述べられ、ギーラを始めとする長年公爵家に仕える面々は、大声で笑いだした。緊張感が漂っていた部屋に笑い声がこだまする。

 ますますレヴィアは膨れっ面になり、微かに頬が朱に染まっている。


「アッハッハ! 我らからすると、姫はいつまで経っても小っちゃくて可愛らしい姫ですぞ。そのお顔など幼いころから全く変わっていない!」

「……うるさいぞ。私も20歳の成人が近い。じきに嫁にも行く」

「そうですなぁ。大きくなられました。まさかジャーキーを齧られるようになるとは……ククク!」

「ギーラ、何を言っている! 我らが姫様は幼い頃からジャーキーの味がわかるつうなお方だったぞ!」

「おぉ! そうであったな! 失敬失敬! 騎士の訓練を眺められる際は、いつもちっちゃな片手にジャーキーを握って――いやはや懐かしい!」

「くっ! お前たち、いつまでも覚えて……いい加減忘れろ!」


 つい幼い頃の恥ずかしい思い出が蘇って顔を真っ赤にしたレヴィアは、モゴモゴと呟いてジャーキーを齧る。噛めば噛むほど染み出す肉の旨味と程よい歯ごたえ、そして胡椒のきいた塩気。昔から変わらない味にどこか懐かしさを感じた。

 騎士たちはまだ笑い続けている。その時――


「――伝令! 伝令! 盗賊のアジトと思しき場所を発見しました!」

「なにっ? よくやった! それはどこだ!?」


 いい具合に緩んだ作戦本部に、突如、緊張が駆け抜ける。全員が気を引き締めて、即座に地図の周囲を囲み、情報を持ってきた伝令の報告を受ける。


「場所は街から1時間ほど離れた廃鉱山の鉱員宿舎跡だと思われます。人の出入りを確認できました。建物も修理されているようです」

「廃鉱山の鉱員宿舎跡……意外と近いな。カァーンよ。ジュラスの鉱山が閉鎖されたのは何年前だ?」

「は、はい。おおよそ50年ほどかと……」

「ふむ。私の知識と相違ない。修理どころか改築されているだろうな。見取り図があっても役に立たない可能性が高いかもしれん」


 腕を組んで考え込むレヴィアに、伝令がさらに情報を告げる。


「レヴィア様。盗賊は街の女性を一人誘拐した模様です」

「なに? 本当か?」

「はい。慌てて街を出る怪しい男たちを追跡したところ、女性を一人運んでいました。仲間と思しき者たちと合流し、その後、鉱員宿舎跡の方角へ向かいました」

「……追跡はバレてはいないな?」

「はい。おそらくは大丈夫かと。高度から使い魔に探らせていました」

「よし。上出来だ」

「ありがとうございます」

「どういたしますか、レヴィア様。今すぐにでも出発できます」


 レヴィアは地図を睨み、無意識に拳を握る。肌に爪が喰いこみ、奥歯を強く噛みしめていた。

 掃討作戦前に人攫い。想定していた最悪のパターンだ。盗賊に攫われた女性の末路は火を見るよりも明らか。他にも捕らわれている女性がいるかもしれない。同じ女性として盗賊に対する怒りと憎しみが湧き上がる。

 しかし、それも一瞬のこと。怒りや憎しみというのは判断を曇らせる。なので感情をコントロールして冷静さを取り戻す。


「……今夜だ」


 彼女は為政者として冷酷な判断を下す。


「今夜、正確には明日の夜明け前に作戦を実行する。これから盗賊たちは盛り上がるだろう。しかも夜明け前は一番警戒が緩む時間帯だ。そこを攻める!」

「しかし、相手は騎士崩れの盗賊です。こちらのセオリーは読まれるかもしれません」

「そうだな。だからこちらはセオリーから1、2時間ほど決行を早める。ちょうど一番眠い時間帯だろう? 動きも鈍いはずだ」

「了解しました」


 騎士たちは各々彼女の作戦に同意し、細かな作戦の立案と準備を整えていく。そこに声を上げたのはカァーンだ。


「レヴィア様!? 小料理屋の娘を見捨てるおつもりですか!? 彼女はジュラスの市民、インヴィディア公爵領の大切な領民ですぞ! 盗賊に攫われて一晩経ったら100%慰み者になっています! 今すぐ出発すれば間に合う――」

「カァーン」


 ドンッとテーブルを殴りつけ、レヴィアは絶対零度の一睨みでカァーンを黙らせる。


「お前も代官を務めていればわかるだろう? 全てを救うことはできない。奇跡とやらが起きない限りな……。現実は非常に残酷だ。私は為政者として、大勢を救うために少数を切り捨て、犠牲にする。攫われた女性には申し訳ないが、作戦を変更するつもりはない」

「レヴァア様! 何卒ご再考を……!」

「くどい! 誰か! カァーンを摘まみ出せ! 作戦の邪魔だ!」

「「「はっ!」」」


 喚き散らすカァーンが騎士たちに連れられ、部屋から追い出される。

 一人、ふぅー、と息を吐いて椅子にもたれかかったレヴィアは、年相応となった顔を悔恨に歪めると、天を仰いで目を閉じた。

 万全を期すためには犠牲もいとわない。この判断によって、今宵、一人の女性が不幸な目に遭ってしまうだろう。命すら助からない可能性もある。


「――恨むなら私を恨んでくれ。すまない。本当にすまない」


 攫われた女性に祈りを捧げ、懺悔の言葉を口にする。強く噛んだ唇からは血が滲んでいる。

 そして、次に蒼眼を開けた時には、為政者としての冷酷な仮面を被っており、再び立ち上がって騎士たちに矢継ぎ早に命令を下していく。



 準備は順調に整い、数時間後、ついに作戦は実行される――



 廃鉱山の鉱員宿舎から10分ほどの距離にレヴィアたち公爵家の軍が陣取っていた。いつでも強襲を仕掛けられる距離である。今は最終確認をしているところだ。

 闇夜の森の中、斥候の一人が音を立てず戻って来る。その表情は非常に険しい。


「どうした?」

「レヴィア様。一つご報告です。やはり目標の周囲およそ100メートルに渡って木々がなぎ倒されて見晴らしが良くなっております。隠れる場所はありません」

「チッ! 対策を立てられていたか。遮蔽物が無いのは困る。私たちを誘き出そうとしているのか? 十中八九、罠を仕掛けているな」

「それが……足場は悪いですが、罠を張り巡らせた形跡は一切ありませんでした」

「なに? どういうことだ?」


 罠が仕掛けられていない? 頭が良くて様々なパターンを考えるからこそレヴィアは混乱する。

 これがただの初めての魔法にはしゃいだ美女たちが楽しすぎて吹き飛ばしただけ、などと思いつくはずがない。

 だからこそ、レヴィアたちは間違った方向へ深読みしてしまう。


「レヴィア様。相手は騎士崩れです。罠を仕掛けて森の中で搦手を使うよりは、広い場所で戦うほうが得意なのではないでしょうか?」

「なるほど。有利な状況で戦うには木々や罠が邪魔だったというわけか。不審な者が近づけばすぐにわかるし、考えられている。頭が回る武闘派の盗賊……厄介だな。総員、気を引き締めろ」


 レヴィアの発破に騎士たちが凛々しい面持ちで頷く。

 相手が広い場所で戦うのが得意だとしても、今回の主な作戦内容は室内戦だ。相手が外に出てくる前に建物を強襲して仕留める。

 現時点で作戦を変更するほどの情報ではない。


「そろそろ移動しよう。建物内に送った斥候の合図で踏み込むぞ。アルファ部隊は私に続け。ベータ部隊、ガンマ部隊は各々作戦通りの配置につき、逃げ出す盗賊の始末とアルファ部隊の撤退の支援を行なえ」


 各部隊に分かれて移動を開始。レヴィア率いる主力のアルファ部隊は、森が途絶えた境界で停止し、およそ100メートル先に佇む盗賊団のアジトを睨む。

 周囲を照らし出すのは月と星の光だけ。暗くて遠い場所も魔法で視力を強化すれば詳細に見通すことができる。

 斥候からの合図を待つこと数分。レヴィアは得も言われぬ違和感に襲われていた。


「……何かがおかしい」


 胸騒ぎがする。いつもと何かが決定的に違うはずなのに、その違いに気づくことができない。実にもどかしい。喉元まで出かかっているのに……。

 その違和感の正体は、副官ギーラの言葉によって判明する。


「姫、建物に明かりがありませぬ。それに見張りが一人もいないようですな」

「っ!? それかっ! 作戦がバレているのか!? 斥候は!?」

「落ち着いてください、姫。盗賊たちは全員寝ている可能性もありますし、見張りは斥候が排除したのかもしれません。もう少し待ちましょう」

「……そうだな」


 1分……2分……5分……10分……

 しかし、いくら待てど送り込んだ斥候たちからの突入合図は送られてこなかった。とうに予定時間は過ぎている。

 部隊の騎士たちも表情が険しくなっていく。

 レヴィアは呼吸を整えて冷静さを維持して決断し、騎士たちに命令を下す。


「総員、我々は斥候の合図を待たずして突入する。私の合図で――」

「レヴィア様! 誰かが建物から出てきます!」

「なに?」


 見張りからの報告を受けて、彼女は眼光の鋭い蒼眼を建物に向けた。すると、報告の通り、建物の玄関から何者かが外に出てくる。

 身長の高い巨躯の男だ。彼は外に出ると手に持っていた何かを無造作に地面に投げ捨てる。それは遠目からでもはっきりとわかる。レヴィアが送り込んだ斥候たちだった。ここからでは生きているのか死んでいるのか区別はつかない。


「チッ! あれが盗賊の頭か? どうやら私たちにも気づいているようだな」


 闇の中で輝く黄金の双眸が真っ直ぐにレヴィアたちに向けられている。明らかに潜んでいる場所がバレていた。

 男はニヒルに唇を吊り上げると、彼らに向かって、クイクイッ、と指で挑発する。まるで『かかってこい』と言わんばかりに。


「姫、どうしますか? 相手は一人ですが」

「……行くしかあるまい。作戦変更。プランは【黄玉トパーズ】。我々アルファ部隊が囮になって注目を引きつけている間に、他の部隊を突入させる」

「わかりました。総員! 作戦変更! プラン・黄玉トパーズ!」


 命令内容が行き渡ったところで、騎士たちは身体強化の魔法をかけ、各自武器を握りしめる。彼らにとって100メートルを詰めるのに10秒も必要ない。覚悟はもうとっくに決まっている。あとはレヴィアの合図を待つだけだ。


「総員……突撃だ!」


 愛用の槍を構えて、レヴィアが茂みから真っ先に飛び出す。一瞬遅れて騎士たちも襲撃をかけた。彼らは音もなく、風を切り裂いて闇夜を疾駆する。

 空には作戦【黄玉トパーズ】を表す黄色の光の玉が浮かんでいる。

 黒髪の男との距離が30メートルをきった。あと数歩で男と接敵し、槍の刃が届く――そう確信した時、男の呟きが聞こえた。


「問答無用か。正当防衛成立だな――」

「くっ!?」


 次の瞬間、強烈な光が世界を照らし出した。夜闇を見通すため視力を強化していたのが仇となり、レヴィアたちの視界を真っ白に染め上げる。網膜が焼かれて何も見えない。

 魔法で強引に視力を戻す前に、レヴィアの腹部を衝撃が襲う。


「カハッ!?」


 猛スピードで吹き飛んでいくレヴィアの体。何度も地面をバウンドし、何とか受け身を取って槍を地面に突き刺して急減速。


「ゴホッ! ゴホッ! 何が起こった……?」


 咳き込む吐息に混じって血の味がする。今の一撃であばら骨にヒビが入ったようだ。内臓にもダメージがある。

 レヴィアは50メートルほど吹き飛ばされたらしい。

 男は強烈な光源を背にし、騎士たちを横柄に見下しては、一歩も動かず泰然と仁王立ちするだけだ。

 騎士たちは誰も男に刃を届かさせていない。

 真っ白な光の中を蠢く巨大な蛇のような物体。それらが騎士を打ちのめし、巻き付いては拘束していく。


「あれは……土か? 土を操っているのか?」


 蛇のようなものの正体は、男が操る地面だった。直径30センチはあろう太くて無数の触手が巨大な質量となって騎士たちに襲い掛かっている。

 レヴィアを殴り飛ばしたのも、おそらくこの土の触手の一本だろう。


「くっ! 相手は魔法使いだったか」


 見誤った。彼女は苛立たしげに唇を噛む。が、今は悔やんでいる場合ではない。

 幸い、出来損ないと言われようとも、一般人よりも体は頑丈で回復力や再生力は高い。魔力で強引に体を奮い立たせ、レヴィアは強く地面を蹴った。


「はぁぁああああああっ!」


 猛然と迫る土の触手に彼女は槍を一閃する。夜闇に銀の光が煌めき、土の触手が粉微塵に斬り裂かれた。

 レヴィアは速度を落とさず、むしろ加速して男に襲い掛かる。


「ほう? 威勢のいい娘だ。蒼の騎士に問おう。なにゆえ、一般人のオレを襲う?」


 初めて男が動いた。レヴィアの槍を背後に跳んで紙一重でよける。


「一般人だと? 白々しい嘘をつくな、盗賊風情が!」


 歯を剥き出してレヴィアは追撃。しかし、渾身の突きも軽く半身をズラされただけで軽々と躱される。

 斜めへの斬り上げ、槍を回転させての薙ぎ払い、突きの連撃――まるで舞を踊っているかのような流麗なコンビネーションだ。フェイントを組み合わせたレヴィアの神速の攻撃は、鍛えた騎士でも見切るのは難しい。が、それら全てが男には通用しない。すべての攻撃が虚しく空を切る。

 この男は他の騎士たちを同時に攻撃しながらレヴィアの相手をしているのだ。どんな把握能力と判断力なのだ……化け物か、と苦々しく舌打ちする。

 彼女の心に焦燥感だけが募っていく。


「オレは盗賊ではないぞ」

「我らの仲間に手を出しておいて盗賊ではないだと? 笑わせるな!」

「先に手を出してきたのはそっちだろうに。オレは自分の家に入り込んできた賊を倒しただけにすぎん。返してやるから即座に帰れ、小娘。子供は寝る時間だぞ」

「黙れ! お前たちが女性を誘拐したこともわかっている!」

「ふむ。ブラウのことか。あれは良い女だった。反応が可愛くてな、イジリ甲斐のある娘だぞ。今はベッドで幸せそうにおねんね中だ」


 意味深にニヤリと唇を吊り上げる男に、レヴィアは激情に駆られる。誘拐した女性を凌辱したという意味で受け取ったのだ。


「貴様ぁぁあああああっ!」

「おっと。危ない危ない」


 男の顔の横を通り抜けていく槍。ハラリと数本、黒い髪が舞い散る。

 至近距離で黄金の瞳と蒼い瞳が交錯した。


「いい目をしている。蒼玉サファイアのような力強くも美しい目だ。だが、まだまだ未熟だな」

「くっ!?」

「オレにはそんなぬるい攻撃は届かんぞ!」


 振り抜いたレヴィアの腕を男が掴む。彼女の体の勢いを利用して、華麗なる一本背負い。軽いレヴィアは戦場の後方まで放り投げられてしまう。

 なんとか空中で体勢を捻って足から着地。呼吸を整え、荒くなった息と思考を落ち着ける。

 アルファ部隊は3分の1ほどが戦闘不能に陥っている。残りは土の触手に苦戦していて男までたどり着けてもいない。

 いい感じに囮になっているが、状況は芳しくない。想定以上に男が強すぎるのだ。早々に撤退の判断をしなければならない、とレヴィアは思う。

 その時、彼女はあることに気づく。


「――ベータ部隊とガンマ部隊はどこにいる?」

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