第276話:新作を構想していく過程の開陳
皆様、こんにちはそしてこんばんは。
さっきは手がブルブル震えながらのキーボード打ち。
良くないですね。
仕方ないので軽い方の頓服飲みました。
あんなことぐらいで創作活動を中断したくない。
だって楽しいから。
それにもう生きがいとなっている。
邪魔されたくない。
◇
作家仲間ってさ、常盤荘とか福田組のイメージなんです。
常盤荘は手塚治虫とか石ノ森章太郎とか藤子不二雄とかが住んでいた下宿。
福田組とは「バクマン!」で切磋琢磨するマンガ家のグループ。
対立しないで競い合う。
お互いの凄さを知って「負けないぞ!」「俺の良さはここにある」という信念を持ったライバル。
その輪を作るのも、「自分と同じ波長の作家」が集団になっていくと思うんです。
前に書いた「同じ趣味を持った同好の志」の集団もありますが、それよりも大事なのは別なジャンルでも同じ考えを持っている「高みを目指す作家」。
少なくとも、人の好い所を見つけて吸収して大きくなろうとする作家。
これが大事だと思います。
多分、このエッセイを読んで下さっている方は、ほとんどがその波長を共有している方だと思います。
私のような病弱老人のPDCAに興味を持つ人は、絶対にそうだと^^
ですから、まにまには自分の思考過程を開陳して、少しでもお役に立てればと思いこのエッセイを書いています。
本当ならノートに書くか、近況ノートに書くかするだけでしょうね。
でも自分が社会にできることはこれくらいだと思い、恥を忍んで書いております。
◇
さて。
昨日の
『春は○○:清少納言ですが戦国大名をしています』
これ、なんかすごく自分の中でウケてしまいww
『春は謀略:清少納言ですが戦国時代で裏本書いてたら天下取りしそうで焦っています』
とかにする?
もっといい語呂合わせがあるといいんですが。
「春」がないと清少納言らしくないし、○○は音で4文字でないといけない。
もうちょっと考えよう。
主人公はやっぱり『ヲタ女』『歴女』。
何かに『でゅふふ』する性癖がある。
それを隠しつつ、隠しているんだけどなぜかその行動を周りの者が曲解して、謀略を開始する。
周りの者が心服した頃合いで、父親と直系男子が討ち死に。
家臣一同、養子は取らずに「姫、是非とも我らが家臣にご下知を!」と、勝手に戦国大名にさせられる。
やはり『薄い本』か?
まにまにはBLには疎いのですが、そこは誇張するか?
それとも歴女だけにするか?
ああ、そうだ。
全く関係ない横道にそれる気がするけど、思い出したので書きます。
あの銀髪ハケン幼女のPV落ち込み回。
あそこで離脱者続出の要因で、もう一つ考えられるのは
『蘊蓄を書きすぎた』
事が考えられます。
「人の印象は最初の2~8秒で決まるという。
ヒューリスティックなデータ分析も大事だと思うけど、私はどちらかというとゲルト・ギゲレンツァー派だ。」
とか書いたところです。
鼻につきますよね。
けむに巻きすぎた。
蘊蓄を書くのなら面白い蘊蓄を書くべきでした。
だから前回の話になるわけですよね。
知識を書けばいいってもんじゃない。
「物語を面白くするために必要な知識を書くこと」
これが求められる。
だから
それらしく見えればいい。
歴女もBLも偏見で書いてしまうけど、ほとんどの人が面白く思えれば『それが正義だ』
面白くないWeb作品は、書いているのは自由ですが少なくとも高みにのぼる努力をしているとは思えない。
私小説でない限り、詩などでない限り、あくまでWeb小説は『読まれる努力をすることが正義』だと思うのです。
異論は大いに結構です。
これはまにまにの意見です。
誇張して書く。
あるジャンルの特色をネタにして創作するのも、一つのジャンルだと思います。
『魔法少女、俺』
https://magicalgirl-ore.com/
とか
『怪人開発部の黒井津さん』
https://kuroitsusan-anime.com/
とかは、まさにそれですが、ものすご~く笑えますww
だから「清少納言がもしヲタクだったら」という視点で書くのもありだし、きっと面白くなるんじゃないかなと思います。
随筆の裏に隠されたヲタク魂とか、古典文学の態をなしているBLだとか。
それをアイテムとして使う主人公、絶対に読みたい!
「イケメン神父。昇天ハレルヤ!」
はちょっと読みたくないがww
「無人島で999人の美女とパコパコ三昧」
は、書ける気がするがwww
◇
あとはやっぱり黒幕もの。
情報操作で有名な戦国大名を右往左往させる。
「だれだ? このような策謀をしているのは? ええいっ! 者ども正体をつかめ!」
とか信玄に言わせたい。
これは部下のキャラを立てないといけませんね。
勿論、最強部将や、最強策士。
やり手の商人やお坊さん・茶人。
刀剣職人、忍者、流れの賭博士。
サンカ、篤農、職人技術者、文化人。
公家、歌人、僧侶。
ああ、いっぱいいるなぁ。
これらをどんな手で、てなづけていくか。
それだけで、すでに立派なストーリーになる!
書きたくなった。
猛烈に書きたい^^
では次回は、具体的なキャラクター配置、立て方プロットの作り方をまにまに流で書いて行きます。
では~ノシ
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