第96話:せっかちな性格はなかなか治らない(T_T)



 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。



 ようやく1日2000~3000文字書けそうな感じになってきました。こちらを読まれている「首取り物語」の読者様はサポーターの方だけだと思うので書いちゃいます。

 もう信玄の最後は書いてあるも同然で直ぐに書けます。そこへ持って行く戦場を面白くするために腐心している所なのですが、どうも色々な都合から里見さんちとの戦争を書く前に武田編が終わってしまいそう。

 簡単に言うと、先延ばししていた江戸城(無血。ボソッ)占領から書き起こさないといけなくなり時間が掛かること。それに海戦の描写になるためにさらに資料を熟読しないといけないこと。


 これらを考慮すると、先に武田編をおしまいにしないと間延びしてしまいます。最近やっと読者様に合わせる重要性をグルアナに学習させていただきましたので、それは避けたい。


 そしてリメイクに頭が行ってしまうのです。


 気が早いなぁ。

 武田編は最短、あと20話でおしまい。

 普通に書けば30話。それ以上時間をかけるともう間延びしてしまいます。だからあと最長1か月で一旦完結?第2部完というところです。


 リメイクに移るとそちらがメインとなってしまいます。ここをどう整合性を持たせるか。


 思ったのです。

 エクセル打ち込んでいて。

「あまりにも長い。この作品!」

 もっと精選してやっぱりストレスフリーで一気に面白くしてやりたい!

 今までは、玄人目線で面白いものを、と思っていました。

 今でもその気はあります。

 先日もサポーター様からのコメントで(言っていいのかな?)

「御大(佐藤大輔)のように失いたくない」

 と言われて、恐れ多かった。


 勿論、自分で冗談で「佐藤大輔の書けなかった作品の続きを書いてやる」と書きましたから。その気でいます。でも佐藤作品も「こんなに長くない!」

 もう明日で80万字ですよw


 文庫本7~8冊分?

 覇王信長伝が新書版で3冊。もうとっくに過ぎてんじゃん。


 あの作品には遠く及ばない質なので、精選すれば半分くらいまで短縮できると思う。見せ場を作りすぎた。これはWeb小説の在り方としては正しいと思うけど、内政は佐藤作品には全くなかった。

 ここは取り入れたいな。

 あくまで戦場と戦略外交周りを中心に書き進める。

 こっちの方がストレスなく読めそう。


 ただそれだと庶民を書けなくなりそうで……。

 私としてはそこは残したい。



 こう考えてみると、どこを残して何処をカットするか。それだけでも大変。


 もっと重要な事。

 人物をカットする!

 これは作品自体を全く別のものにしかねない(T_T)


 例

 内政の要である瀬川親子。この2人出さないでどうやって占領地経営するんだ? 経済活動するんだ? 北条の家臣取り込んで内政という手もあるけどそこまでの間に違和感ありすぎ。


 全てのキャラが有機的に絡み合って大胡というものが動いている。この一部分を切り取れば、なにか物足りなく思える。

 これはきっと作者だけの違和感なのだろうけど。他の作品では上位下達が当たり前のようにすんなりいっているけど、そういう作品じゃないんだよなぁ。だから大胡は個人の苦悩を書くことで各組織をリアルに見せている。


 冬木造兵局長官が泣きながら管を巻いて酒場で皆に泣きついて、その場で貰ったアイデアを使って次の日新兵器を披露する(汚物を巻き散らしながら)。

 これ無くしたら面白さ半減どころじゃなくなると思う。



 久しぶりに4000字限定のKACのような作文をしたら苦しかったのなんの。最初5000字以上になってしまって、それを4000字までに切り詰めた。これだけで大変でした。

 これを80万字→40万字くらいにするとか、絶対死ねる気がする!


 でもせめて最初の10万字で「満足!★をぽんっ!」という作品にするんだ。それでいて読みごたえがあり次が読みたくなるもの。



 ……しかしね。

 さっき気づいたのです。

 あれだけ精魂込めて書いたはずの北条氏康君の首を頂戴するシーン。

 最近読んでくれる読者様。毎日1~3名様……

 で、それ越えると途中から増えるんですよね、一気に毎日10名以上読んでいる。何処から来るのだろうか? エピソード的には色々で一定ではないのですが武田編の途中から。まるで途中まではもういいや、的な?

 という事は、もう読んでしまった人が戻ってきているのか?


 長く続けているとこんなこともあるんですね。

 あまり長いことも問題ですね。書き始めたときは北条編70話、武田編70話、上杉編50話の予定でしたから。

 あれ?

 190話? 190日? 6カ月? 

 もう過ぎてんじゃん!


 このまま上杉編を終わらせるのはできます。

 このまま突っ走れば出来る。何も考えずにひたすら自分が書きたいままに。

 でも。

 それをグルアナからの無言の圧力で偏向させられました、良い方?に。


 もっと読者様が読みやすいものに。

 だから上杉編を書き上げる前の、まだストーリーが固まる前に(もう既に考えてあるのですが、南蛮までは考えていなかったw)リメイクを始めた方が楽かなと。


 地図も使いまわせるし、キャラを精選する。

 今回は主要キャラを四隅に寄せて。

「主人公」

「組織内のライバル」

「組織外のライバルで味方」

「組織外の敵役」

 これらが別々の価値観で戦い合う典型的なストーリー展開へ寄せていこうかと。


 ついでにアーキタイプも意識的に取り入れます。

 ヒーロー

 ヴァージン/プリンス

 魔法使い

 トリックスター

 娼婦

 臆病者

 愛人/王

 暴君

 母/女神

 ファムファタール

 メンター

 守銭奴

 老婆

 魔女


 それぞれ物語に取り入れると面白くなること必然。

 さあ、だれをどの役回りにするか?


 もう既に頭の中の半分はリメイクに行っています。

 ただ昼間は現在の作品の創作だけで精一杯ですが、夜になるとついつい考えてしまいそう。

 何にせよ、楽しいことは何よりです。


 皆さんも、作品書いて楽しみませんか?




 ではまた~ノシ



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