第37話:3つ書いたプロローグ・その4





 皆さま、こんにちは、そしてこんばんは。



 続きです。





 上泉伊勢守ターン



 >太刀の目釘を今一度ひとたび調べる。

 問題はない。

 足につけた革製の脚絆もいつもの様にぴたりと脛すねを覆っている。


 本来ならば手槍ですが、剣聖のイメージ重視で太刀装備です。ですから最初の戦いは太刀で戦っています。普通なら手槍ですがっ!


 革製の脚絆でちょっと変な感じに正史と変わっていることを強調。



 >殿からは「伊勢ちゃんが最後の切り札」とずっと言われていた。

 そんな大それたものではないのだが。


 この言葉で、人柄を表しました。


 >この戦が終わったら旅に出よう。

 念願の修行の旅。日ノ本の名のある者無い者と試合い、剣の道を究める。卜伝殿が「今はもう剣聖は上泉じゃ」と申されたとか。儂はそのような者ではない。

 少なくともまだ極めておらぬ。


 し、死亡フラグなのか? 剣聖はどうなる? 新陰流できなくなっちゃう?? と思わせます。



 >戦を極めた者の放つ気。

 これを突き崩す。これが今の儂がやるべきこと。


 あ、こっちを極めちゃうのね。



 >この極限。素晴らしい気が蔓延している、このような戦。果たして唐国天竺南蛮にあろうか? 無いと信ずる。

 もしあったならば、まだ戦を究めておらぬ。そこまで連れて行ってくれぬか、殿。


 数寄なんですねぇ。こういう限界状態。

 ついでに「もしかして、南蛮との戦いまであるの? この作品」と、勘違いさせる! 佐藤大輔ファンをホイホイ!



 >期待している。

 だから守る。この大胡を、上野を、そして日ノ本の民を!! 


 剣聖が戦う理由を解説。





 政影ターン



 > ……体が熱い。

 殿はご無事か? 


 もちろん矢傷でうなされています。

 そして自分の体よりも主人公を思うキャラ強調。


 >ああ、斜め前にて騎乗して戦場を見回している。


 え? 騎乗できるの? ちっこいくせして。


 >そして天下泰平、戦のない世の中。民が安寧に暮らしていける皆が主人公の世を作る。これが殿と某、いや大胡の民、皆の願い、そして使命だ。


 大胡「国民」の総意となっている使命の確認。



 > 数限りない者の悲しみがこの日ノ本を覆っている。

 終わらせるのだ。

 あの遠くに見える武将を倒せばその道が開ける。

 あれが最後の扉。


 最後の扉と思っているのはご勝手に(T_T)



 >この戦乱を終わらせるために多くの悲劇を作ってしまった。

 だがそれもこの一戦まで持って行くためのものだった。

 大胡の首脳部は全て全力を尽くした。

 これ以上の事は出来なかったのだ。

 それは全て某の日記に記してある。


 大胡が悲劇を作ることのネタバレ?

 全力尽くしてこれなんです。あとは後世の歴史家の判断に任せるだけ。



 >前に進むしかない。進み続ける。

 皆の望みが遥か彼方の幻想であったとしてもそれを現にするために前進する。


 これもテーマです。

 たとえ幻想であっても前進するのみ。諦めたらそこから退化が始まる。だから大胡は膨れ上がらねば、進化せねばならない。

 この矛盾に何時気づくか?



 >「終わりのための戦いを始めるよ~~~~!!!!」


 チャーチルの名言ですね。


「始まりの終わりか。将又、終わりの始まりか」


 ここまでわかる人はきっと最後まで読んでくれるはず。と考えて書きました。わからない人は私と波長が合わなかったのかな、っと諦めます。

 若しくは、私の書き方が未熟なせい。仕方がない。




 大分長くなりましたが、結構1行1行考えて書きました。

 プロならば一字一句に命を込めるのでしょうけれど、ここまでが私の限界。




 疲れたので、今日はこれにて~


 ではでは ノシ

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