第20話 あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン
たまに「それ必要なくね?」的なマナーがあるような気がします。まあ"何が"とは言いませんし、そう思うってだけですけどね。
ちなみに、マナーを押し付けることもれっきとしたマナー違反です。マナー[manner]の名詞としての意味は『方法・態度・挙動・風習』などを表し、この場合こういう態度のほうがいいよね? 的なニュアンスが含まれています。ちなみに、ウィキペディアで軽く調べてみたところ、日本で使われる『マナー』のニュアンスは、英語圏だとエチケット[etiquette]のほうが近いようです。エチケットは『礼儀・作法』などを意味する言葉ですね。
さて、アナタは高級レストランでマナーよくお食事できるでしょうか? ――予約とかそっち系の話はよしといて、とりあえず『食事中』だけに関するマナーだけで考えてみてください。わたしは自信ありません。中学か高校だかで一度だけ教わったコトあるけどもう忘れたわよ。
そんな超絶難易度のスキルを、これからあまねちゃんがレクチャーしてくれます。しっかりお勉強せなアカンですね。まあ、ここねは大丈夫だろうけどさ。
っということで、本日はわたし自身のお勉強のためにもしっかり視聴していきましょ。
冒頭からデリシャスマイルなゆい。まじ和む。で、3人は『ここねの両親が、ウチのレストランに招待したい』というお話をしていました。飲食業自体はそこまで稼ぎの良い仕事じゃないんですよね。仕入れに対し利率はそんな高くなかった気がする。高級レストランってのは、たとえばブランド物でアプローチしたり、食事だけでない雰囲気とか、話し合いができる場所とか……日本でもそういうトコあるじゃん? そういう付加価値で稼ぐしかないと思うんだけど、ここねの両親が運営する『レストラン・デュ・ラク』は場所といい雰囲気といい、メッチャ高級感ありますなぁ。
ゆい、そんだけ食って定食ごとおかわりか。らんも妄想膨らませとるし……そんな庶民派のおふたりにあまね氏、焦る。うん、その判断は正しいぞ。
っということで、レッツマナー講習! ふたりが自由な発想で回答する中、ここねの「あっ(察し)」みたいな雰囲気がおもしろいわ。
問題と答えを整理しましょう。あ、ちなみに今回は『女子中学生』に対するマナー問題ですが、アナタが大人の場合、ナプキン問題の前に『食前酒選び』に関する問題が出てきます。いちおう書いときますか。
着席し少し時間が経つと、ソムリエがやってきて「お食事の前に、グラスのシャンパーニュはいかがでしょう?」的な質問をされます。高級レストランってのはそういうもんです。まあ通常は「お願いします」で良いでしょう。お酒なので子どもは飲んじゃダメよ! 通アピールしたい、もしくはオシャレに攻めたい場合「ワインリストを見せてください」と頼んだり、カクテル系の食前酒を注文するのも良いですね。
さて、ナプキンの話題に入りましょう。首に下げるスタイルは焼肉屋でやってください。高級レストランにおけるナプキンは『2つ折りにし、ループを手前にして膝に置く』のがマナーだそうです。ナプキンは口元をぬぐう用で使いますが、ぬぐった跡がほかのお客さんに見えるとアレでしょう? っということで、ナプキンは折った内側のほうで拭うようにしましょう。そうすると汚れが外部に見えなくなり、いつでもキレイなナプキンを膝の上に置くことができます。
問2 店の人を呼ぶときは?
答えはコメコメの『黙って手をあげる』でした。きちんとフォローしてくれるここね、ほんとかわいい。
高級レストランにおいて『音をたてる』のはマナー違反にあたるようです。庶民派なわたしとしては「知るかそんなこと」とセリフを吐きつつ「すみませーん〇〇くださーい!」なんて注文をしてしまいそうですが……他の客から白い目で見られるのでやめときましょう。こういうお店の場合、置かれているテーブルごとに担当ウェイターがいます。お客がいる間ずっと控えているので、アナタはさりげなく『注文するよ』的な雰囲気を出してやればいいのです。それだけでウェイターが察してくれます。
たとえば『メニューを閉じて端に置く』とか、今回の答えのように『熱い視線で見つめる』などが良いでしょう。ええ、熱い眼差しでウェイターを貫いてください。
ほかにもイロイロな問題があったようですが、今回はここまでということで。気になる方は各自でググってください。高級レストランというかフレンチのマナーよねぇ。
本日のヴィラン。ナルシストルーは目上の人にだけマナーを気にするタイプのようです。で、そのあとの茶番よ。なにこれ、この、盗塁しようとするランナーと、タイミングを外そうとするピッチャーみたいな駆け引きは。
さ、マナーとしての『服装の選び方』ですね。ここねの本性が剥き出しになったところで、高級レストラン用の服装を考えてみましょうか。
ちなみに、ガチのマジで本格的に選びたいって方は、まず食事をする高級レストランに寄ってって、そこに合う服装を考えることからはじめましょう。今回お世話になる『レストラン・デュ・ラク』――Restaurant du lac。日本語で『湖のレストラン』という意味――の場合、どちらかと言えば寒色系のドレスがマッチするでしょうか。和やかな雰囲気を出したいのならワンポイントでオレンジ系、落ち着きや清楚感じを出したいなら緑や白系統も良いですね……高級レストランに通うような方々は、常日頃からこんなことを考えてるんだなぁと思うと、金持ちってのはタイヘンなんだなぁと思いました(完)。
コメコメたちにも着られそうなドレス? 子犬用かな?
うん、なんかゴメンね、今回プリキュアというよりマナーのお勉強みたいな感想が多いわ。まあ、お勉強のためと思って、ご了承くださいな。
あら、ここねの両親は急な出張のようです――事情を話すここねの表情、感じるモノがありますねぇ。ここねちゃんよ、たまにゃワガママ言って両親を困らせてやってもいいんだぜ?
パンダで高級レストランは草。
ここねが大事な事を言ってくれてますね。マナーとは『食事を楽しむための"思いやり"である』。ほんっとこれに尽きるよね。世の中、なんかワケのわからないマナーが多いような気がします。そう思うってだけだけど、ほんっとね、マナーの押し付けは窮屈な社会を生み出すから、みんなもうちょっと寛容に生きようよぉ……と思うオッサンなのでした。
ちなみに、食事中トイレに行きたくなった時は『メインの後』がマナーだそうです。うっせぇわ、便所くらい自由に行かせr(ry
あまねとここねが並んで歩く夕暮れ時。これだけでも"絵"になるよね。ちゃんと自身を顧みることができるのはあまねちゃんの魅力だよね。そして、ここねもまた、あまねの言葉に心を揺さぶられる。
ああ、そうか……これが尊いってことなんだな。
和風中華にハイカラ高貴。各キャラクターにマッチした素晴らしいドレスですね。そしてマリちゃんは茶系のラフなスーツ。妖精たちもかわいくおめかししております。
そういや、マリちゃんは今回どういうマナーでやってくんだろう……あの、『レディーファースト』って言葉あるじゃん? あれ高級レストランでも重要でね、女性を上座に座らせるとか、イスを引いてあげるとか、注文は男性がまとめて頼むとか、トイレは男性が先に行く(女性にトイレの場所を聞かせるという"恥"をかかせないため)とか、もうマジで細かいマナーがたくさんあるのよ。
まーじめんどくs(ry
はじめての高級レストランに大はしゃぎのらんらん。そのまま内部に入りお客さんの会話を又聞きします。
「おいしい!」
「ああ、思い出の味だもんな」
「昔は、お金を溜めて食べに来たっけ」
もうね、この会話だけで「あっ(察し)」だよね。
そして案の定ナルシストルー登場、ローストチキンのレシピッピを奪います。で、本日のモットウバウゾーは『ボウル』と……アレなんだっけ、あの、ワインボトルのコルク栓をポンッ! ってするヤツ……ググった結果、そのまま『ワインオープナー』で良かったようです。ってことで『プリキュア VS ボウルナー』やってきましょう!
「みなさん、準備はよろしくて?」
「もちろんですわ!」
おk,ちょっと前のプリキュアを思い出して感動するオッサンが誕生しました。
言ってる事は正しいナルシストルー。なおやってる事。ブラペの援護が光るも、今回はここねとあまねの友情回だったようで、出番はそこまでありませんでした。
あの時、わたしがここねの前にいたら「わかるわかるー両親にもっと甘えたいよねーうんうん」とか、いかにも大人ぶった言葉を選ぶでしょう。でもねぇ、そうじゃないのよね。
ここねの言葉から、あまねはもっと深い場所を感じたのでしょう。それを絆と言うべきかどうか、どんな言葉で表現すればいいのかわからない感動を覚えますね。
あ、プリキュアにブラペさん時間稼ぎお疲れ様でーす。
戦闘後、マリちゃんに招待されてたらしいゆあん、みつき、拓海の男三人衆が登場。おい拓海、ハナの下伸びてんぞ。ンもぅ、中学生だな~。
即興のダンスパーティーまで開催してくれるレストラン・デュ・ラク。こんな素晴らしいレストランにぜひお越しください(ステマ)。っと、悪いな、プリキュアはラブコメじゃないんだよ拓海くん。ゆいと踊るのはまた後でね。 っと思ったらマリちゃんwww
おっけー。今回は良い『ここね・あまね』の友情回でした。そして次回はらんが主役となって、和菓子屋さんの復興を手伝うっぽいですね。
洋食スイーツ担当のあまねの態度が気になるところですが、いったいどのような展開になるのでしょうか? 夏休みに入ったけど、みんな運動せず飲み食いばっかしてるとすぐ太っちゃうからね! しっかり運動して『1,000kcalパンチ』、出せるようにしなきゃダメだよ!!
またねノシ
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