第17話 4人目のプリキュア!?あまねの選択
基本的にね、わたしはこの感想をリアルタイムでプリキュアを視聴しながら書いています。たまに寄り道して栄養学やら心理学やらの知識をひけらかすことがあるけど、そん時は映像を一時停止したり、また見直したりしてるんですよね。
で、内容を理解してから見直してみると、アニメってのは『意味のないシーンが無い』ってことに気づきます。さり気ない風景が、実は後になって大きな伏線になってたり、キャラクターの表情に込められた複雑な心境だったり、なぜあのキャラはあの時このセリフを口にしたのか、なんて――アニメに限らず、ノベル、漫画、ドラマなど、創作物にはそういった『製作者の意図』が込められているんですね。わたしも物書きをしている身として勉強になります。
さて、今回のプリキュア、新たに仲間になるであろう『菓彩あまね』の選択にかかわるエピソードです。プリキュアになる! という選択ともとれますし、家業であるお菓子屋さんに関して、なんらかの選択をするという意味かもしれません。いずれにしても、この回であまねがどのような選択をするのか――楽しみに視聴していきましょう。
冒頭からあまねちゃんかわいいんですけど? そしてカッコ美しいのですが?
ああ、以前登場したあまねのお兄ちゃん衆ですね。名前は忘れた。で、そのあんちゃんが「どうした! 拳に迷いがあるぞ」と、アナタあれですか? ストリートでファイトなゲームに出てくる求道者ですか。
で、さらにシーンが変わり久々のクッキングダム。朝早くから、なんだかプリキュアのパワーアップアイテムっぽい何かが登場しましたよ? え、だって最近パワーアップしたばっかだぜ? そんな早くお父さんの財布にダメージ与えるつもりなの? ――そうじゃないとしたら、たぶんあまねの変身セットだと思うけど、そういうアレですかね。
光のタマがハートのカケラになりましたと。ハートということは、つまり心臓を司る栄養……タンパク質だな!!
という冗談は置いといて、ジワジワとあまね参戦フラグが立ってきているようです。ってか、最近「こいつらが黒幕なのでは?」という疑惑が心のなかでくすぶってる。ほら、笑い方が「クッククックゥ!」たからなんとなーくね。
で、しんせん中学校の日常がスタートしました。久々のあまね氏、喋り口調は以前の通りのようです。記憶もそのままのようですね。気のせいか以前よりほがらかな印象になってる気がする。校内では相変わらず人気の生徒会長ですが、この先プリキュア恒例の『新加入プリキュアはぽんこつ』の例を踏襲してくれるのでしょうか?
ヴィランのターン。まだ本気じゃないと謳うナルシストルーに対し、セクレトルーは「そういうヤツほどぽんこつなんだぜ」と。とっておきのアレが気になるところですが、とりあえずみなさん一斉にやっておきましょう。
ブンドルブンドルー!!
プリキュアの日常ターンです。新たなレシピッピが「あまねの元気が腹ぺこったモードだから、元気づけるためのオメーら援護しろ」とのこと。パフェのレシピッピ、自らを『デザートの最高峰』と位置づけておりますが……それには異論ある方、たくさんいるんじゃなかろうか?
デザートの最高峰ねぇ……まあ、確かに『パフェ』系はイイよね。甘くておいしい、食べやすくお手頃。なんでもかんでも乗せられるバランスがとれたキャラクターだと思います。デザートといえば、たとえば『ケーキ』とか『アイス』、『プリン』が定番でしょう。まあケーキで一括りにしちゃうとアレか。たとえば『パウンドケーキ・パンケーキ』とか、洋食だけじゃなく『ようかん・さくら餅・ぜんざい・あんみつ』などなどバラエティ豊か。ああヤベェ、よだれでてきた。
こんなにたくさんのデザートがありますが、アナタが好きなデザートってなんでしょう?
閑話だけど、ダイエットしてるけどデザートも食べたい! という方は、洋デザートより和デザートをおすすめします。っていうのは、ケーキとか洋風のは『糖質+脂質』でできた料理なんですけど、和デザートは『糖質メイン』なんです。太るってつまり、身体に余計なエネルギーが溜まることで、糖質と脂質のダブルパンチはけっこうな高エネルギーなんですよね。
なので、もう「デザートがないと死んじゃう!」みたいになったら、とりあえず和デザートを考慮してみましょう。言うまでもなく『食べ過ぎ注意』ですよ?
妖精さんの要請を受け(激ウマギャグ)、一行は生徒会長がいる『フルーツパーラーKASAI』へ。そして元気に働くのはあまねのお兄さん衆。そうそう『ゆあん・みつき』だったね。たぶんすぐ忘れると思う。なにがうれしくてヤローの名前を覚えなきゃアカンねん。
さて、あまねは副会長である『
本人にとっても苦渋の決断のようで、もえちゃんもそんな会長の心を察して引き留めようとします。ちょっとしたシーンだけど、もえがあまねと深い関係であることが伺えますね。いわゆるツーカーな仲ってヤツ、好きです。
「なにかあるなら力になる」と慰め、ピアノコンクールで失敗し落ち込んでいる自分を助けた恩返しをしたいと進言します。フルーツポンチの思い出、これウバウゾーされるヤツだ。
あまね「お代は後でいただくゾ」
フルーツポンチじゃなく、あまねの心に身を打たれたというもえ。なんだろうねぇ、オッサンになるとこういう話に弱くなるのだろうかねぇ……っと、あまねの目の前にパフェのレシピッピが飛び出しましたが、これ透けて見えてるってことかな?
ハッキリ見えてない、つまりあまねの心というか、まあ前向きな姿勢が失われそうになってるとかそういう示唆なのかもしれないね。何にしても、なんでもないとあしらわれショックを隠せないパフェピッピ。妖精とワチャワチャやってるなか、パムパムが跳ねたはずみでハートがあまねの元へ。
いやぁ、これは偶然ですねぇ。
後半、頼まれてお買い物中らしき拓海、ほんまええ子やなぁ。しかしその中悪巧みした顔のナルシストルーを発見。彼はどうやら『Juicy fruit』と書かれた看板のお店に入ったようです。
その衣装は不審者不可避。ブンドルブンドルーをバカにできない決めポーズをかましつつ、本日もちゃっかりレシピッピを奪いにきました。で、本日の被害者担当は副会長でしたと。じゃあ、プリキュア出動するっきゃないよね?
レッツゴープリキュア!!
――さて、あまねはどんな決断をするでしょう?
いきなり難問をかまされたぞ? あれぇ、えっと『1+1』って答えなんだったっけなぁ……というボケは置いといて、今回のナルシストルーさん、新たな手段を講じるようです。
今回のモットウバウゾーさんは『お玉+しゃもじ』の強力タッグだ!
失敗じゃね? あ、見た目はアレだけど確かにパワーアップしているようです。で、開幕早々ピンチだけど、こっちにも『最終兵器ブラペ』がいるんだよなぁ。
ブラペになっても思春期な拓海くん、かわいい。
マリちゃんが弱点を発見。スパイシーがスキを作ってヤムヤムがアシスト。ブラペを添えてプレシャスの『1000kcalパンチ』が炸裂。きれいな連携で見事レシピッピを取り戻しました。これはチームプレーですわ。
買い物途中のブラペ改め拓海くんは早々に退散。マリちゃんが思わせぶりなセリフを口にしたけど、こっちはあまねのほうが心配なのです。
あまねの心情はいかがなものだろうか? これまで彼女は『ジェントルー』として、レシピッピを奪うため活動していました。本人がそう望まなくても、行動を通して、彼女はレシピッピにひどいことをしてきた。本人としては、そういう想いがあるのでしょう。
ゆい、ここね、らんは笑顔ですが、ローズマリーはそんなあまねの心情を察してか、ただ静かに見守っています。そして、彼女は決断しました。
「すまない」
自責の念。これは反省を促すには良い傾向ですが、その想いが過ぎれば、本人の心に重い楔を打ち込んでしまう。さっきも書いたけど、あまねにとっては苦渋の決断でしょう。
あまねは自分の反省点を見過ぎちゃうんだね。冒頭で流された、兄との稽古シーンからもその傾向が見られます。きっと、彼女のそういった『向上心』が、もっとこうでなくてはならない、こうあるべきという想いを育んでいったのでしょう。これが悪いわけじゃなく、あくまで本人の性格、傾向です。だからこそ、人とのつながりをもって『自分を責めすぎなくていいんだ』という方向に持っていければ良いのですが、その役割をみんなが果たせるでしょうか?
次回予告、いよいよ『キュア・フィナーレ』の登場ですね! しかし「わたしパフェになりたい!」ってのも壮大な欲望だな――あ、ちょっとまって。
あまね「わたし"パフェ"になりたいです!」
面接官「キュア・パルフェをご希望ですか? あー、申し訳ありませんが、その名前はすでに使われておりまして……」
はい、2017年にありました、スイーツやデザートを題材にした『キラキラ☆プリキュアアラモード』にその名前は採用されているのです。なので、えーキュアパルフェはちょっとご遠慮いただきまして、イタリア語で『最後』という意味をもつフィナーレということで、いかがでしょうか?
っていうやりとりがあったのかもしれない。ちなみにパルフェはフランス語で『完全』ね。まあアラモードでは究極って表現したほうがいいんかもしれないけど。気になる方はアラモードのアニメを見ましょう。
最近暑い日が続きますね。そんなときは甘くてつめたーいスイーツを食べて、しっかり元気な身体をつくりましょう。そして一週間乗り切って、また新たなプリキュアとの出会いをデリシャスマイルと共に迎えましょう。
アナタの心身の健康を祈っています。
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