第15話 ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!

注:本日の閑話は、わたし個人の妄想も多分に含まれています。




 アナタは、学校のともだちといっしょにピクニックに行ったことがありますか?


 わたし、そういう経験がないんですよね。高校生のとき、同級生の間でキャンプに行こうって話はあったんですけど、結局あいまいなまま頓挫してしまいました。


 人間って『やった後悔』より『やらなかった後悔』のほうが大きく心にのこります。ああ、あの時ああしておけばよかったとか、こうしておけばよかったとか……そういった『やらなかった後悔』を生む前に、アナタから「みんなでピクニックに行かない?」なんて提案してみてはいかがでしょうか? ――もちろん、計画をちゃんとたてて、頓挫しないよう気をつけてくださいね。


 さあ、本日はここねが張り切る物語のようです。ともだちと上手につきあう方法を学習中のここねちゃん。はたしてどのようなイベントが待ち構えているのでしょうか?




 前回のおさらいはそうそうに切り上げ、シーンは学校へ。私立の財政力か、しんせん中学校は校内に食堂やらなにやら、施設が充実しているようです。が、明日は食堂が点検だそうですね。


 だからって「明日はランチピクニックやで」って、スゲー行動力だな先生。あ、お化粧たいへんお美しいですよ。


 暮らすの親交を深めるという意味で、ここねにとっては大きなチャンスと言えるでしょう。クラスメートも乗り気のようです。もしかしたら、15話の終盤には「芙羽さん」じゃなくて「ここねちゃん」と呼んでもらえる友だちが増えるかもしれないね。


 で、なかよし三人組でピクニック用のメニューを考えようって流れになりましたと。気合が入ってるここねのこと、まぁた海外からタコを連れてくるかもしれんね。空輸で。


 そういや、オープニングでまだ明らかになってないキャラクターがいるよね。既存のキャラとつながりがあったりするのか……まあ、今はなにも考えないでおきましょうか。




 冒頭の拓海くんの思考回路、まさに男子中学生だわ。とてもなごむ。思春期はね、触れる情報が増えたり脳の活動が変化したりで、様々な変容があるのです。そのせいか、どこか自分本位的な思考にかられることもありますが、中学生のうちはそんくらいがちょうどええねん。いいぞもっとやれ的な気持ちで眺めているオッサンです。


 ポテサラいいね! ジャガイモを茹でて潰しまくる過程、なにがとは言いませんが、ストレスを抱えた方にはオススメの料理ですよ?


 ここねのガンバリに、妖精さんたちも応援してくれています。わたしだったらつい「おまえらもやれや」なんてツッコミを入れちゃうのですが、それは野暮ってもんだね、うん。


 子どもの応援は尊い。


 で、らんが『ソロもぐちゃん』というアカウントの通知を受け取ったようです。食器やシチュエーションにこだわるとか、それもうプロやな。ああでも、最近のネットは老若男女幅広い方が活動しているので、人気の投稿者が実は中学生だったとか、そういうことも多々あったりするよね。高校生のうちに株で大成功した人もいるとか、もうスゴすぎて尊敬&脱帽ですわよ。


 ソロもぐちゃんの正体、今後明らかになりそうな気がします。


 試作したポテサラをみんなでご堪能。わたし、田舎民の視点からコメントしちゃいますが……ピクニックってとても楽しいイメージあるけど、草原に寝っ転がると虫刺されがアレなので、田舎民としてはあまりオススメできなかったりなんだったり。


 普段緑と親しんでない方、都会にお住まいの方、えー、ピクニックを楽しむというなら、ゼッタイにシートと虫よけ的な何かを用意しておきましょう。とくにこの時期からのピクニックでは必須となります。


 らんらん、ブラピみたいな略やめーや。笑っちゃったじゃん。




 ヴィランのターン。ナルシストルーが決めセリフの改革を提言しております。セクレトルーは却下したものの、ダサいというど真ん中直球に困惑している模様。もしや、今後決め台詞変更あるのか?


 さて、ピクニックイベントの前に、パムパムがまた迷子になったようですね。そして執事のプライベートに草。うん、公私混同しないタイプ、わたし好きです。


 一方、ピクニックではそれぞれのお料理を披露しております。チャーハンはね、チャレンジしたことあるけどなかなか難しいよね。どうしても水分を調節できなくてさ、あの『パラパラ感』が出せないのよ。


 お、これは興味深い。らんらん、クラスメートの登場でちょっとトーンダウンしてますねぇ。


 急に話かわるけど、音楽心理学の研究で『他人に音楽の好みを聞かれた時、どう答えるか?』的なものがあるんです。2007年、日本の高校生を対象にした調査で、高校生が『好きな音楽』を語る時、本当に好きな音楽を語っているとは限らず、により『好み』を使い分けているようなのです。これを『好みの三層構造』と呼びます。


 高校生のかた、心当たりありませんか? ――使い分ける『好き』は以下の3点。


・その人が本当に好きな『パーソナル・ミュージック』

・同世代に共通する『コモン・ミュージック』

・異世代をつなぐ『スタンダード』


 その他、フォーマルで公的な場だったり、男子と女子で対応が異なるなど、人間(高校生)はわりと器用に『好み』を使い分けているようですね。ざっくり書けば、好みの音楽を聞かれた際、親しい友人、昔からの親友などにはパーソナル・ミュージックを、同世代だけどそこまで親しくない人にはコモン・ミュージックを、それ以外にはスタンダードを自分の脳内でチョイスして、好みの音楽を明かすわけです。


 アナタも考えてみてください。どんな音楽が好き? と聞かれて、どんな相手にも同じように「〇〇が好きです」と言えるでしょうか? ――そういった『この人には"どこ"まで開かせるか?』という問答を、人はこころの内でずっと繰り返しています。


 ああ、勘違いしないでください。これは決して悪いことではないのです。場面に合わせ返答を変えるなんて大人になったらしょっちゅうですし、誰に対しても同じでなければいけないなんて絵空事でしかないじゃん? もっと気楽にやっていきましょうや。


 閑話休題。ここねちゃん、アクセル全開で空回りしてるっぽいですねぇ……うん、友だちそういうもんだよ。じっくりなれていこうな。


 執事、名前は『轟』さんでしたね。ちょっとオシャンティーなレストランでランチを楽しんでいるようですが、この描写がなんで必要なのか……ナゾだな。


 どうして楽しくできないの? 自問自答を繰り返すここね。内向的なここねの脳内では『仲良し三人組が草原でキャッキャウフフ』する光景。さあ、ここで内向的性格故のシーンがでましたかね。


 ここねは自分の脳内で描いた光景をそのまま受け取り、みんなに「そろそろみんなで踊りませんか?」と言いましたね。内向的な方は、脳内での思考スピードが速く、思考した過程をすっとばして『結果』だけを、つまり『楽しいこと = 草原でダンス』という結論をもとに、みんなで楽しいことをしよう! という目的で「みんなで踊りませんか?」というセリフを口にしたのです。


 自分が考える楽しさ = 他人にとっても楽しいと考えてしまうのは仕方ありませんね。ここねに「みんなは何を楽しいと思うの?」って言うことができたら、もしかしたら、関係はもっと進展していたかもしれません。まあ、じっくり学んでいこうね、ここねちゃん。


 ……なんだろ、最近、プリキュアを見ていてスゲー『お父さん』的な視点になってる気がする。おのれコメコメめ、抱き寄せてよしよししてやるからこっちにこい。


『食べる門には福来たる』 この言葉、たいせつにしていきたいですね。




 はじめてのランチは多くの課題を残したようですね。ここねの心労を察した轟さん。ちょっと間食にお誘いしましたよっと。


「おお、それ書いたのわたくしです」 ――いや、え? サラッと言ったな!?


 ソッコーで伏線回収。食事をおろそかにしていた時期、ひとりで食べたホットドッグのおかげで、食べること、楽しむことを知ったと。


 以前も書いたけど、『食べる』という行為はアナタが想像しているより重要なのです。なんてったって、ですからね。栄養面的にも、心理的にも重要な役割があるのです。


 興味ある方、ぜひ『栄養学』についてお勉強してみませんか? 書店に栄養学に関するわかりやすい著書がたくさんあります。試しに一冊、手に取ってみましょう。決してソンにはならないはずです。


 さあ、轟さんの大事な思い出を取りもどすため、本日もプリキュア出動です!!




 開幕踏み潰しは回避。コーヒーメーカーにそんな使い方が! ――あるわけねーわな。コーヒーメーカーなんだからコーヒーをつくらなきゃ……作った!?


 デリシャスフィールドの地面はコーヒー豆だった?


 今回の教訓をキュアスパイシーが語っております。おいしいものを『食べる』っていのは、その行為以上の意味があること、ぜひ覚えておきたいですね。わたしも鶏のむね肉をありがたく頂戴しております。ごちそうさまです。


 拓海、が無いのにどうやって探知してるんだろう。




 あ、今日のエンディング担当はヤムヤムなのね。まあ、ぜったい誰がやんなきゃっていうルールは無いからね。


 しっかし、エンディングのキャラモデル、年々進化しすぎてもうどこがどう進化したのかわかりにくくなってるわ。いちおうね、3D化した『フレッシュプリキュア!』と比較すると、ぼやぁ~っと差がわかったりするんだけど、近年のプリキュアEDはもうアレよね(語彙力)。


 次回はらんがメインになるようですね。おいしいの独り占めをゆるさない彼女は、とうとうお客さんの食事を勝手につまみ食いするようになっちまったらしい。これは炎上やでプリキュアさん?


 という冗談は置いといて、本日も楽しい30分間でした。プリキュアからもらった心のカロリーを糧に、今週も楽しくやっていきましょうね!

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