ずっと延期が辛いのでEDを観る

 えーみなさん、心の栄養は足りているでしょうか? ――わたしはプリキュア放映時間中は忙しいのでリアルタイムで観られません。で、現在はニチアサで『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を3分割してお送りしているわけですが、わたしは現在撮り溜め中なのでそっちもまだ観ていません。つまり、とても心が「はらぺこったぁ~」状態なのです。


 このままだとプリキュア欠乏症になってしまう(プリキュアはビタミンだった?)ので、少しでも気を紛らわせようと『プリキュア公式YouTubeチャンネル』に投稿されている――


『「デリシャスパーティ♡プリキュア」エンディング主題歌「DELICIOUS HAPPY DAYS♪」(ノンテロップver)』


 ――なる動画を視聴しようという流れになった次第です。1分30秒という短い時間の中に、東映アニメーションが誇るCG制作チームの粋がミッチリ詰まっていますね。ほんじゃ、さっそく視聴していきますか。以下にエンディングテーマに関するあれこれ情報をまとめておきましたのでご確認ください。


前期エンディング主題歌

【DELICIOUS HAPPY DAYS♪】

歌:吉武千颯 作詞:こだまさおり 作曲・編曲:ヒゲドライバー




 キュアプレシャスが出てくる日は毎日イチゴジュースを呑まなきゃアカンらしいですよ。あ、ちなみにわたし、イチゴに関するお仕事にちょっと関わっているんですが、いちごは品種により微妙に甘さが変わってきます。あとヘタに近い部分か先っちょに近い部分かでも甘さが違ったりします。さらに、いちごって実はほんのり酸っぱさもあるんです。


 市販のイチゴジュースとかは、おそらくミルクや砂糖がちょこちょこ入っていると思います。イチゴの果汁を100%ぶっこんだイチゴジュースってめちゃくちゃ高くなりますし、製造にもンのすごく手間がかかるから作ろうとする人が少ないんじゃないかなと個人的には思ってみたり。まあ、100%果汁のイチゴジュースを地元スーパーとかで見つけたらラッキーと思えばいいんじゃないでしょうか。


 結論を言ってしまえば、イチゴはそのまま食べるのがイチバン。つまり、みなさん日光市にお越しの際はぜひとも『いちご狩り』に起こしください(営業スマイル)。




 はじめからサビで盛り上げる今年のプリキュア、だいぶ気合が入ってます。毎日お腹いっぱいの幸せを、よくばって頬張りましょうという、現代の子どもたちに大きな希望を与えてくれる歌詞ですね。昨今は物騒なニュースが先行する毎日ですが、そんな時代だからこそ、足元にある見えにくい幸せを噛み締めていきたいところ。


 歌詞をじっくり見てるとね、なんか『幸せにはもっと欲張って、ドンと頬張って生きていこうよ!』というプリキュアからの前向きなメッセージが含まれているような気がしました。


 まあ、観衆のみなさまは食材なのですがね。




 エンディングでもカロリーたっぷりなお食事が飛び交っております。ああでも、なんかオープニングのお食事メニューよりバランス良いと感じる。


 おいしい食べ物と『安心感』的な心の動きをリンクさせているようです。脳科学的なお話をすれば、食事は本能的な欲求を司る『大脳辺縁系』に強く関わってきます。いわゆる本能的な部分ですね。メシを食うと幸せホルモン『ドーパミン』がドパドパ出てきて脳が『幸せ』を感じるようになります。人との触れ合いが『本能的な幸せ』かどうかはわかりませんが、ソレが『人間の本能がもつ幸せくらい大切なもの』なんだっていうそこはかとないメッセージを感じる。まあ、わたし個人の妄想ですけど。


 そんなおいしそうな食べ物を背景に、アナタと幸せを共有したいななんてお言葉がありますね。俗に言う『幸せのおすそ分け』的なアレ。うん、プリキュアどのからのススメとあらば、ぜひご相伴にあずかりたい。


 人と共に時間を過ごす幸せ――人間ってとっても難儀な心をもってますよね。いくら孤独が好きだと口にしたところで、ふと人の輪に入ると『幸せ』を感じている自分に気づくんですもの。よく「一緒に食べるとおいしくなる」って言葉があったりしますが、感じられる幸せの量的な意味で捉えれば、あながち間違いじゃないのかもしれませんね。そして、そんな時間を過ごすことこそが『プレシャス・タイム(尊い時間)』って言うのかもしれない。ほんっとプリキュアって尊い。


 みなさんも、そんな『おいしい楽しい食事会』に招待されてみませんか? もしくはアナタの手で作り出してみませんか?




 さて、オープニングは『絵面・背景』に着目してましたが、今回はちょっと視点を変えて『歌詞・中身』を重視して書き書きしてみました。着目するところを変えるだけでも、プリキュアは新たな気付きを与えてくれます。


 アナタはどんな視点から『プリキュア』を見ているでしょうか? そして、子どもといっしょに見ているお父さんお母さんは、どういった言葉を子どもたちと交わすでしょうか? ――どんな見方であれ、そこに間違いはないのだろうと思います。ぜひとも、アナタなりの『プリキュア鑑』を作り出してみてはいかがですか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る