第6話

彼ピがテスト勉強を一緒にしてくれた結果、全教科の平均点を上回ったんだよ!ありがと!それは私が努力した結果?ううん。違うよ?彼ピが同じ問題をキレずに丁寧に何度も何度も教えてくれたからだよ?それと、頭撫でてくれたり、難しい問題を自力で解けたときに自分のように褒めてくれたりさ。


マジであんがと!その、またテストが近くなったら勉強を見てくれたりとか……。マジで?!……でも、また同じことを何度も訊いちゃうかも。それでもいいって?彼ピマジで優しすぎて好き!


テスト勉強の時いつも言ってたから薄っぺらく感じる?もう!そんなこと言わないでよ!好きって言いたくなるんだもん!我慢できないんだもん!しょうがないじゃん!とゆうか、彼ピが言わなすぎ!


だからたまに私のことを本当に好きなのかなって不安になっちゃう。彼ピは薄っぺらく感じるかもだけど、そうゆうのってお互いの好意の確認もできるから積極的に言ってほしいな。恥ずかしがらずにさ。


ありがと。じゃあ今日から積極的に言ってこ!ん?バカップルみたい?何言ってるの?私たちもう世間一般でいうところのバカップルだよ?だって、毎日お弁当作ってるし、そのお弁当箱はペアルックだし、教室でイチャイチャしてるし、朝いつも待ち合わせして恋人つなぎで学校に登校してるし!


それはどのカップルでもやってるものなんじゃないのかって?カップルにもさまざまあるんだよ。私たち以上にバカップルな人たちもいるだろうし、逆にサバサバしてるカップルもあるだろうし。


まあ、後者は絶対別れる寸前だろうけどさ。偏見だけど。


ちなみに私たちはサバサバしたカップルにはならないよ?だって彼ピといると好きが無限に溢れてくるし、彼ピと死ぬまでずっと一緒にいたいし。別れたいって言っても別れさせてやらないんだから!


なんでって……。だって私の初恋の人だから……。初恋の人と死ぬまで一緒にいたいじゃん?


そうゆうものなの!あっ、ちなみに高校卒業した後の予定はもう立ててあるから!でも、彼ピにはまだ見せてあげなーい♪卒業後のお楽しみだよ~!


~昼休み~


そう言えばもうそろそろ夏休みだね。彼ピはなにか予定とかある?遊びに行ったりとかさ。


ないの?なら夏祭りに行かない?ほら、学校に行く途中にある大きい公園でやるんだって。行く?やったー!


集合場所はいつものあの公園でいい?りょーかい!集合時間は何時にする?17時?おっけー!じゃあ当日にメッセージで送るね!


私は浴衣を着て行こうかな?彼ピは?普通の私服?てことは、彼ピの私服を拝めるって事じゃん!楽しみだな♪


あっ、夜ご飯食べてきちゃだめだから。いい?


~夏祭り~


彼ピ運良すぎね?だってくじ引きで2回連続で私の欲しかったものを当てるんだもん!偶然?偶然で言葉で片付けられないと思うんだけど。まあ、いっか♪


やっと座れる場所見つかったね!じゃあ食べよ!いただきまーす!


美味しい!なんでこんなに美味しいんだろ?あ、もしかして彼ピと食べてるからかな?なんちゃって♪


彼ピが照れてるwww可愛すぎwww


(バーン!)


あっ!花火だ!きれ~!


ピンク色の花の形じゃん!かわいい~!彼ピもそう思うよね!


……ねえ、来年も一緒に行こ?


やった!じゃあ約束ね!来年の夏休みの予定、もう決まっちゃったね!


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