第22話
「お疲れさまでした〜」
「はい、お疲れ様」
バイトが終わり、ケータイのメールチェックをする。するとRINEに通知があった。
sakura『今日は突然お邪魔してごめんなさい。バイトしてる姿カッコ良かったです』
はは・・・・まぁお世辞はともかくこういう挨拶がちゃんと出来るのは偉いな。冬音はあの企みの一味からははずしておこう。
綾人と山咲は明日文句を言うとして。
もう1件。
karin『センパイ、助けてください!このままじゃ赤点になります!』
あぁ、またかコイツ・・・・。
『梓川 かりん』と名前だけならいいとこのお嬢様で勉強が出来そうだが、とんでもないポンコツなのだ。高等部入学試験は俺が勉強を見て、一日5時間集中させて合格させた。
おおかた小テストでやばい点を取ったのだろう。
Jun『落ち着け、テスト全部返却されたら対策考えてやるから』
ピコッ
karin『ありがとうございます!おねがいします!』
返信早っ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます