第3話
さて…この子は初心者…負けて落ち込まないように励ましてあげないとな…!
「なぁ、初心者なんだろ?色々教えてやるから放課後一緒にデッキ組もうぜ」
「え?…へ、変態!」
は?なんで?
そうはならんやろ
「なんでそうなるんだよ…」
「だって、そう言ってくる人は大体体が目当てだってお母さん言ってたもん!」
えっ、なんかそういうスラングだったの?
ってかお前男じゃろがい!
いやぁ…最近の小学生はマセてんなぁ…
「おい、お前その娘に勝ったからってむりやり言うことを聞かせる気か!?」
「えっ、違うけど…」
誤解が解ける前にさらに別の誤解が出てきたでござる…
「問答無用!俺とバトルだ!俺が勝ったらその娘を開放させてもらう!」
「わかった、その代わり俺が勝ったら俺の話を聞いて貰うぞ」
そして勘違いを止める!
そのために俺が使うデッキは…鬼畜バーン
転生する前の世界でのTier1デッキだ、このデッキの恐ろしい所は…まだ秘密
前の世界でもまだこのデッキは規制されて無かっただからこの世界で規制されてる訳無いよなぁ!?
「先行はお前にやるぜクズ野郎」
「いや勘違いだって!でも先行はありがたく頂きます!」
このデッキ先行だとクソ強いしね!
「じゃあ先行の俺は手札の
この世界がアニメ準拠でライフ4000だからワンキル楽だったなぁ
因みに自爆特攻は昔のカードでたまたま自爆って名前につくからサーチが効いたせいで凶悪兵器と化したカードでこのデッキは自爆特攻に特化したワンキルデッキだ
とはいえ
しかも大体1~2ターンでゲームが終わるって言うね本当にロクでもねぇな…
「なっ…ワンターンキル!?くっ…すまない…僕が弱いせいで…!」
「そんなぁ…」
「いや待て勘違いするな、本当に初心者だからデッキの組み方とかを教えようと思っただけだ」
「え?なーんだ!そうなの?それなら良かった!」
「え…?もしかして俺必要無かった感じ?」
そうだね、完全に余計だったな
つーかお前のせいでこっちはアニメだとほぼ確実にワンキルできるデッキを晒してしまったんだぞ!?
この世界でこれが流行ったらどうするんだよ!
地獄絵図だぞ!?
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