第10話【フクス族のレクイエム】への応援コメント
争いの火種というものは、いつも誰かの純粋な想いの中に、そっと潜んでいるのかもしれませんね。雲に隠れてゆく月のように、たとえ正しさであっても、大きな声にかき消されてしまうことがあるのでしょう。ボーゲムの静かな悲しみが、胸の奥にそっと残ります。運命とは、理よりも衝動に揺れ動くものなのでしょうか……。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
どちらも一族のことを思っているのですが相容れないとなると、どこまでも一つになることは難しいですね。
第1話【呪われた名前】への応援コメント
アルウィンくんとリシャールくんの立場の違いがあまりにも大きくて、胸が苦しくなりますね。
アルウィンくんの明るさとか無邪気さとか、余計にリシャールくんの過去の重さを引き立てるようで。
自由とか幸せとか得られるといいなぁ。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
2人は正反対でも心の奥底に秘めてるものは同じなのかもしれません。
第8話【奪い奪われる】への応援コメント
将軍と新補佐官フラウの緊張感あるやり取りにゾクゾクしました!
上品さと誘惑さを併せ持つフラウ、ただの監視役じゃなさそうで今後が楽しみです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
リシャールも偉くなりすぎたんですね〜
第1話【呪われた名前】への応援コメント
本作第1話は、奴隷として扱われていた少年が自由を得た瞬間、そして新たな名前と居場所を得るまでの短くも濃密な転換点を描いた序章として、大変印象深い内容でした。地獄のような環境描写と、そこに突如として差し込まれる「光」──アルウィンの存在。そのコントラストが強く、読者の感情を引き込む力に優れています。
少年が「リシャール」という憎むべき名を、あえて自らのものとして受け入れるくだりは、復讐や贖罪とは異なる“再定義”として秀逸であり、キャラクターの深みを感じさせます。リシャールの視点から見た世界の描写も的確で、彼の目に映る全てが「初めて」であることが自然と伝わってきます。
唯一、語彙選びのバランスと地の文の密度については、若干読者に“過剰な説明”として映る箇所もあります。とはいえ、これは世界観と主人公の内面描写を丁寧に積み上げる構成の結果であり、好意的に捉えられる範囲内でしょう。
百鬼清風
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そして、丁寧な感想も。
そこまで考えて読んでくださって本当にありがたいです。いただいた感想は、宝物にして何度も読み直したいと思います。本当にありがとうございます。
第7話【異世界の深淵】への応援コメント
異世界は、実は遠い場所じゃなくて、自分の心の奥にもあると信じています。リシャールの怒りも、アルウィンの優しさも、どこか共感できる。大切な誰かとすれ違いながらも支え合う姿に、胸がじんわりしました。
いつか自分の道を歩く勇気、もらえた気がします。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。アルウィンにとっては異世界はとても近くにあるようです。二人はお互いに想い合っている方向は違うけど、絆はありますね。
第1話【呪われた名前】への応援コメント
最初の一文から「え、どういう状況!?」ってなって、気づけば一気読み。
過酷すぎる過去と、それを終わらせた“誰か”の手。
あと、アルウィンくん。優しくて柔らかいけど、なんか不思議な雰囲気あって、ただの坊っちゃんじゃなさそうで今後が気になります。
世界観もじわじわ広がってて、まだ1話なのにめちゃくちゃ期待値上がります。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなんですよ。ただの貴族の子供は書きたくなかったので、そこに気づいてもらえて嬉しいです。
第4話【リシャールの焦り】への応援コメント
リシャールの焦りが、まるで熱い砂を握りしめるように伝わってきました。
ロケットペンダントに隠された小さなヒントが、沈みかけた希望をかすかに照らす――この絶妙な演出に心を奪われました。
続きを静かにゆるりと、けれど熱く、お待ち申し上げております。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。そう言ってもらえるとやる気が出ます。
第23話【暴略のはじまり】への応援コメント
リシャールの冷徹な策略に、背筋が凍るような戦慄と、それでも目が離せない迫力を感じました。誰もが黙する中で、ただ一人進む覚悟。戦争の非情さと、彼の孤独が胸に残ります。フェリシテの憤りも切実で、心が揺さぶられました。
終盤の静かな狂気と火の気配に、背筋がひやりとしました。戦いは、いつも誰かの犠牲の上にあるのですね。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
リシャールは、空っぽなんですよ。それは、何も考えてないとか、愚かだとかではなくて、ただ、空っぽなんです。
フェリシテは、リシャールとは正反対の立ち位置なので、余程のことがない限りは仲良くはなれませんね。余程ことがない限りは。
第22話【アジ演説】への応援コメント
ハルトマンの情けなさとリシャールの迫力に、読んでいて手に汗握りました。威圧的な演説の中にも、彼なりの責任感と覚悟が見えて心を掴まれました。フェリシテやアルウィンとの関係性も今後が気になります!
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。ハルトマンは典型的なダメ貴族ですよ。リシャールは、まだ葛藤のさなかです。
【幕間、帝都での出会い。アルウィン編】への応援コメント
権謀術数が絡み合う帝都の人間模様、アルウィンの独特な視点と、そこに漂う静かなる矜持が印象的でした。人の欲や思惑が交差する中、風や鳥、庭師など何気ない情景が鮮やかに映え、胸に沁みました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。そう言っていただけると励みになるし、自信にもつながります。本当にありがとうございます。
第19話【手を伸ばして】への応援コメント
リシャールの熱い想いと、アルウィンのつかみどころのない優雅さ。その対比が、夕日が沈む断崖の静けさとぴったり重なっていて、とても印象的でした。剣を交わしながらも、言葉にできない信頼と緊張が伝わってきて、胸がぎゅっとなります。二人の関係は単なる主従や兄弟とは違い、運命に翻弄されながらも強く結びついていて、読んでいて引き込まれました。
作者からの返信
ありがとうございます。
そんな感想をいただけてすごく嬉しいです。僕は、結構感覚で書いちゃう人なので、ちゃんと伝わっててくれて嬉しいです。
第12話【魔王とは?】への応援コメント
恐怖や葛藤、そして覚悟の火が立ち上がる瞬間、リシャールの叫びに込められた意志が痛烈に伝わってきます。恐怖を押しのけ、立ち上がる彼の姿に心が震えました。
作者からの返信
ありがとうございます。
リシャール本人は、そのことから逃げていますが、自分がピエロだったことにかなりのトラウマを抱えています。
そのことも覚醒の要因になっています。
第5話【アルウィンの手】への応援コメント
アルウィンは、心に激情を持ったタイプなのでしょうか。
雰囲気はとても繊細、やさしげなのにリシャールの方が
穏やかに見えます。
なぜなのか、とっても二人のこの、見た感じとの違いが
関係性に惹かれます(#^.^#)
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
アルウィンは、良くも悪くも自分を持っている人物です。言葉にするよりも心の内で処理するタイプ。また、他人に見せる顔は、冷静沈着。言葉遣いは柔らかく物腰も低くして好印象を与えるように振る舞っているのです。
リシャールは、良くも悪くも自分を持っていないのです。言葉は、激しいし、感情をむき出しにします。しかし、中身は空っぽです。その空っぽな部分が、穏やかに見えるのかもしれませんね。
第1話【呪われた名前】への応援コメント
はじめまして、作品をフォローさせていただきました。
SSS様の独創的で壮絶な物語の幕開けに、圧倒されました。リシャールという名前に込められた憎悪と決意が、深く心に響きます。アルウィンとの出会いを通じて広がる「自由」というテーマに、主人公がどのように向き合い、成長していくのかが非常に気になります。紫の草原の描写も印象的で、美しい中に切なさを感じました。続きを楽しみにしております!
作者からの返信
過分なお言葉に恐縮しております。自由の意味も分からない男が、自由をどのようにとらえ、理解していくのかを意識して書いています。諸事情で更新は遅いですが、この感想を励みに頑張ります。ありがとうございました。
第2話【自由の先は?】への応援コメント
英雄になる。
二人の共通の目的ができましたね。
ぜひ英雄になって上級生たちをざまぁして欲しいです!
作者からの返信
ありがとうございます。こういう時代は、武によって名声を高めるしかないですよね。豊臣秀吉のように。
第1話【呪われた名前】への応援コメント
拝読に参りました〜!
宜しくお願い致します♪
アルウィンとリシャールの出会い。
物語はここから始まったんですね〜♪
ワクワクが止まりません!
作者からの返信
ありがとうございます。コメントして頂けるとは思いませんでした。返信なんてはじめてしました。
豊臣秀吉と織田信長のように歪ながらも良い出会いになるといいですね。
第1話【呪われた名前】への応援コメント
トップページから来ました!
なにかが始まりそうな冒頭部にワクワクしました
第3話【分家の立場】への応援コメント
リテリュスという世界観がとても魅力的で、読めば読むほど深みにハマります。リシャールの視点で描かれる世界の不条理や希望、そして少年たちの友情と葛藤がリアルに迫ってきます。文章も丁寧で、物語全体がとても引き締まっていて素晴らしいです!
続きも楽しんで読ませていただきます!応援しております!
作者からの返信
本当にありがとうございます。
僕のような人間にもったいないご感想を……。感謝いたします🙏