第280話 枝豆の本懐
「枝豆は美味い」
ふと考えた。
枝豆が不味かったら誰も食わん…そのほうが増えるんだから…なぜ枝豆は旨くなったん?
別に種を他の動物に運んでもらうためでもない。
食われるために進化した植物として枝豆は失敗作なのか?
「否‼ 断じて否である‼」
桜雪…美味いからこそ人間と共存したのだ。
美味いからヒトは枝豆を守り育てている。
つまりヒトは枝豆の世話をしているわけだ。
外敵から守り、スクスク育つ環境を与えられる。
そうヒトは食い物を管理しているつもりで管理させられている奴隷なのか?
「枝豆は…哲学だ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます