第200話 ある冬の日

 寒波襲来。

 僕の住む地域では積雪より凍結が問題であった。

「メッチャ吹雪ますやん…」

 もう猫のチョビさんコタツから出て来やしない。


 そんな夜…

「腹痛い…」

 冷えたからか腹を壊した。

 トイレにいき用を足す。

「ん?」

 ウォッシャーが出ない。

 僕の尻の穴にストライキを起こしているかのようにウィンコン…ウィンコン…ウィンコンと唸るばかりである。

「凍った…」

 僕はウォッシャーのないトイレは認めない派である。

 拭いただけじゃ不安なんだよ‼


「もしかして…」

 風呂も…そう、当然お湯が出ない。

 僕は夜の歯磨きは湯船で念入りにやる派である。


 散々だよ…

 バッツーン‼

 給湯器が寒波に抵抗しめして本気だしたらブレーカー落ちた…。


「オール電化…雪国では不向きかもしれん」

 この有様で、電気代値上げとか?

 我が家はエ〇キュートが2台あるのだ。

 業者並の支払いだからな‼


 もう原発動かせや…。

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